健康対談
池森賢二×細井孝之

『これからの健康、話しませんか』

健康を、自分でつくる。これからは、新しい考え方が必要です。

食事の栄養だけで健康を支えるのは難しい時代に。

池森 賢二
池森
日本人の食生活は欧米化が進み、忙しくて三食を食べることも難しくなっていたり、そもそも食材そのものの栄養価が下がっていたり、と、色々と変化が起きています。私がそんな「現代型栄養失調」という問題に注目し、サプリメントの事業を始めて今年で25年になります。最近はサプリメントも一般的になってきましたが、院長ご自身は摂られていますか。
細井
はい。ファンケルが健康食品分野に入られた1994年からずっとファンケルのサプリを飲んでいます。80年代にアメリカに留学していた時、妻がサプリを買っていたんですが、日本に帰ってしばらくして、ファンケルから出たと知りました。無添加の化粧品をつくっているという情報も聞いていて、安心感があって。
池森
それはお礼を言わないと(笑)。私も昔、アメリカに行った時にサプリメントをたくさん見て、日本ではその頃、健康食品といえば、高価なローヤルゼリーとか高麗人参などしかなかったですから、じゃあもっと身近に普及させようと。おそらく日本で「サプリメント」という言葉を初めて使って世に出したのがファンケルだった。
池森 賢二
細井
そうだったんですね。サプリメントは足りないところを補うというサプリメンタリーという言葉からきています。食生活で足りない、もっとあったほうがいい栄養素を補助するためのものです。
池森
ええ。日本人の食生活だと、栄養素の必要量をなかなか満たせません。もし食事で栄養を全部まかなおうとすると、量もカロリーも多くなってしまいますから。
細井
食事の時間や手間も考えて、摂れないものはサプリメントから摂らないと、栄養の摂取基準を満たせないと思います。摂取基準自体が、健康長寿の達成に対しては低めになっていることもありますが、それさえクリアできていない栄養素もあります。
池森
私も忙しくて食事はいい加減になりがちです。ですから定期的に体をチェックし、足りない分をサプリメントで補っています。いま健康を保っているのは、そこにあると思います。
細井
一般の方が栄養について勉強するのは大変ですし、例えばファンケルのお店にもカウンセラーさんがいらっしゃるから、相談するのもいいですね。
池森
勉強している者が、たくさんいます(笑)。ただ、日本は保険制度が充実しているから、病気になっても国の負担で診てもらえるでしょう。だから意外と健康に対する意識が高まらないところがある。でも国の医療費は膨れているし、これからは自分で自分の身を守らないといけませんね。

「なってから」ではなく、「病気にならないために予防する」へ。

細井
「予防医療」の考え方ですね。予防には段階があって、病気にならないのが一次予防、早期発見が二次予防、病気でも悪くさせないのが三次予防。で、クオリティ・オブ・ライフ、生活の質を妨げないのが四次予防。入口の一次予防をしっかりして、健康づくりの底辺を広げることが必要だと、私も思います。
池森
院長は、「健康なうちに隠れているリスクを発見し、発症する前に先に手当てしよう」というお考えですよね。
細井
はい。例えば、人間ドックは病気があるかないかを見極める。それも大事ですが、なかったらどう予防するか、という視点が欠けがちです。これからは、病気にならないために何をするのかということが大事になってくるのではないでしょうか。私どもの「健康院」も、そのために生まれました。
細井 孝之
池森
今、6年目になるとか。
細井
ええ。検査とカウンセリングを通じて、サプリメントの提案を含めた栄養や食生活の指導、あと運動などの提案や実施までやります。
池森
健康なうちに予防のために行くから、「病院」ではなく「健康院」。こういうところは他にあまり聞きませんね。
細井
かなりチャレンジングな仕事です。でも、私は老年医学に28年携わっていて、その前には内科や小児科の時代もありました。そのキャリアを全て応用して、予防医療の分野にとりくんでいきたいと思っています。
細井 孝之
池森
日本人は100歳時代になったと言われていますが、健康でいる時間が延びることが大事です。そのためには大切な分野ですね。
細井
ずっと研究してきて、いま色々なデータもたまってきたところです。これからは、それをサプリメントの専門家の方を通じて世の中に還元する役目も出てきたと思います。
池森
ファンケルのサプリメント開発や、サプリメントの安全を確保するためのサプリメント評議会にもご参加いただいてます。今後もいろいろご指導いただきたいです。

「人生100年時代」を支えるサプリメントの可能性。

池森
いま「未病」という言葉もありますが、未病とは、病気と健康の中間にいることです。歳をとると、その未病のうちにきちっと対処するのが重要で、そのためには私はサプリメントが役立つと思っている。でも、サプリって少し調子がいいとつい摂り忘れてしまう、それは好ましくないと思います。
細井
摂らないと栄養素が足りないという状況なら、サプリは続けて、習慣にできるといいですね。
池森
私は病気になりたくないという気持ちがすごく強いから、摂り忘れない(笑)。80歳でみんなに若いと言われるのは気持ちいいじゃないですか(笑)。傾斜のある板につま先立ちになって前屈するストレッチもやっていて、週1〜2回、5分くらいですけど。私の年代からすると体も柔らかいですよ。
細井
まさに習慣ですね。
池森
60歳から始めましたが、皆さんだって今からでも充分、間に合いますよ。
細井
そうですよね。特に75歳を過ぎると、お元気な方と病気がちな方と、健康面でかなり個人差が出てきますから。女性は体内のバランスが変わるので、50代から差がでてきますしね。
池森
健康をどこまで自分で意識するか、で差がでてくるように思います。私の場合だと、体重を毎朝、測るんですが、それによって食事のインプット、アウトプットをかなり意識できます。
細井
体重測定は大事ですね、大賛成です。私は塩分の摂りすぎに弱く、すぐむくんだ感じになる。そういうことを感じない方もおられます。人それぞれなので、自分の体がどういう体質かということのヒントを何かしら持っておくと、健康管理につながりやすいかもしれません。
池森
いま実は、そういう体の個人差に対応して、その人にとって必要な栄養素を提供するパーソナルサプリを開発しているところなんです。
細井
同じ栄養素を摂っても吸収や体内での働き方に個体差がありますし、指導が一歩踏み込んだものになりますね。
池森
将来的には、サプリを摂る食生活でどう体が変化するか、定期的に見ていくものにしたいと考えています。
細井
いまのお話に通じますが、自分の体というのは1つしかない、という意識が大事ですね。自分の体を自分でよく知る、考えてみる。栄養の摂り方であったり、生活習慣であったり。人それぞれに違いがあるんですよ。
池森
とにかく、自分が病気にならないということに真剣に取り組んでほしい。先ほど言ったように、国の医療費はとても上がっていて、このままだと国家の財政が破たんしてしまうかもしれないという危機感があります。これからは病院に頼らず、自分の健康は自分で守るしかない。そのためのサプリメントです。サプリメントを売っている人間が言うので信じてもらえないかもしれないけど、真剣にそう思っています。自分がサプリメントを摂って、こうやって健康を保っている。私はサンプルだと(笑)。
細井
そうですね。会長は「未病」と仰いましたが、未病とは「(健康な方に)戻り得る状態」のことを言っています。戻ってこれるよと。意識を持てば、自分の体を変えるのは十分可能だということです。たった1つの体、大切にしていただきたいですね。

おかげさまで、ファンケルは
今年健康食品事業25周年を迎えます。