日本人に慢性的に不足していると言われているミネラル。「植物性ツイントース」は、ファンケルが独自に開発した成分で、ミネラルの吸収を高める働きがあります。
健康のために欠かせない栄養素であるミネラルには、カルシウム、鉄、亜鉛などがありますが、体の中では合成されないため、毎日の食事から摂る必要があります。しかし、ビタミン・ミネラルが豊富な「野菜類」「果物類」の摂取量は、 各年代で減少傾向にあります。
※野菜類には「野菜ジュース」「漬けもの」が含まれ、果物類(果実類)には「ジャム」「果汁・果汁飲料」が含まれる。
ミネラルの吸収率について、カルシウムを例にあげると、吸収率がもっとも高いピーク時の10代でも45%しか吸収されず、思春期を過ぎると急激に吸収率が低下。女性の場合は30代で25%にまで落ちてしまい、その後も低い値で推移します。
ファンケルがこだわったのは、ミネラルの吸収率。長年の研究を経て、ミネラルの吸収を高める働きがあるオリゴ糖の一種を発見し、「植物性ツイントース」の開発に至りました。カルシウムと「植物性ツイントース」を合わせて摂取した場合、吸収率はなんと約1.4倍にアップします!
主に小腸で吸収されるミネラルは、胃の酸で溶かされて、小腸の腸壁にあるタイトジャンクションという細胞と細胞のすき間を通って体内に吸収されます。「植物性ツイントース」は、小腸の細胞に信号を送って、ミネラルの通り道となるタイトジャンクションを広げ、ミネラルが体内に取り込まれやすい状態となるよう働きかけます。
大腸では、「植物性ツイントース」が発酵する際に酸をつくり、その酸でミネラルを溶かして吸収されやすくします。また、「植物性ツイントース」には大腸の粘膜を増やす働きがあり、粘膜を増やすことで表面積を広げてミネラルが体内に取り込まれやすい環境をつくります。
「植物性ツイントース」は、「チコリ」の根に含まれる多糖類から作られており、複雑な工程からわずかしか得ることができない貴重な天然成分です。(「チコリ」は菊科の野菜で、古くからヨーロッパを中心に食されています。)また、「植物性ツイントース」は食品としての各種安全性試験においても、安全であることが確認されており、安心してお召し上がりいただけます。
チコリの根
植物性ツイントースの結晶