口周りのカサカサ…どうして起こるの?乾燥悩みの解消法
マスク生活が日常となった今、赤み、乾燥、大人ニキビなどの口周りの肌トラブルに悩まされている方も多いのではないでしょうか?口周りはエイジングサインが出やすいパーツなのでしっかりケアしてあげる必要があります。常にマスクをするからといって口周りのケアをおろそかにせず、口周りのケア方法を見直してみましょう。
■目次
どうして口周りって乾燥しやすいの?
最近はマスク着用の摩擦による乾燥が気になる方も増えているかと思いますが、マスク生活前でも季節の変わり目などに口周りの乾燥が気になっていて、ひどい場合には粉が吹いてしまったなんて方も少なくないのではないでしょうか。
ではどうして口周りは乾燥しやすいのか次で見ていきましょう。
■口周りは皮膚がうすい
口周りの皮膚は顔の皮膚の中でも薄く、目もとと同じくらいの薄さのため摩擦に弱いのが特徴です。
■よく動かすし、よく触ってしまう
日常生活の中でも口を大きく動かすことは多々あります。しゃべるときも食事をするときも歯を磨くときでも口周りはよく動かします。また食事の後に口周りを拭いたり、リップを落とすなどよく触る部分でもあります。このように何気なく触っていることで摩擦を生み、乾燥を加速させてしまっているのです。
■皮脂腺が少ない
口周りの皮膚は皮脂腺が少ない部分です。皮脂分泌量が少なく、水分を保つ機能が弱いためどうしても乾燥しやすくなります。
■化粧水や日焼け止めの塗りムラ
口周りは頬や額と違って平らではなく凹凸が多いため、意識的にスキンケアをしないとどうしても化粧水、乳液や日焼け止めの塗りムラが生じてしまいます。そのため皮膚が薄い部分なのに十分に保湿・保護ができていないことが多いのです。
■マスク着脱による温度、湿度の変化
マスクの内側は外気と比べて高温・高湿度になっているため、マスクをしているときには肌が保湿されていると感じます。
しかしマスクを外すと、急激な温湿度差で肌のうるおいが一気に逃げてしまい、乾燥を引き起こしてしまいます。
■花粉やほこり、マスクの摩擦
花粉、ほこりやマスク摩擦そして鼻をかむ時などのティッシュでの摩擦が外部刺激となり、バリア機能を低下させてしまい、乾燥を促してしまいます。
口周りの乾燥はどうやってケアすればいい?
口周りの乾燥対策にはどんなケアが有効なのか詳しく見ていきましょう。
■摩擦は厳禁!たっぷりの泡で洗顔を
バリア機能が低下した、口周りの薄い皮膚には摩擦は絶対避けてください。直接手で触れないくらいのたっぷりの泡で洗顔をしましょう。濃密泡をつくるには清潔な手に洗顔料を出し、少量の水を加えて手をお椀のかたちにしてリズミカルにかき混ぜていきましょう。ここでのポイントは水を少しずつ加えることです。一気に水を加えすぎると水分量が多くなって、泡がへたってしまいます。泡立てネットが手元にある場合には泡立てネットを使用するのが一番簡単ですぐに泡立つのでおすすめです。
■洗顔は皮脂の多いTゾーンから
皮脂量の多いおでこから鼻のTゾーンから洗い始めましょう。そして頬などの面積の広いところへと移り最後に皮膚の薄い口周り、目もとに泡をなじませていきましょう。洗顔の泡は肌にのせるだけで汚れを浮かせてくれます。そのため皮膚の薄い口周り、目もとは最後にサッとなじませる程度で十分です。
■高保湿スキンケアを取り入れる
べたつきが苦手だからといってさっぱりとした使用感の化粧水や乳液を使うのはNGです。口周りが乾燥してバリア機能が低下している場合には高保湿スキンケアを試してみてください。
■口周りは化粧水少量を丁寧に重ね付けする
バシャバシャとたっぷりの化粧水をつけるのではなく、少量ずつ丁寧に肌に押し込むように口周りには重ね付けしましょう。このときこすらないように注意してください。
■必ず乳液、クリームで保護する
スキンケアは化粧水だけでは完結しません。肌は乳液などの油分でフタをしてあげないと、うるおいを保持することはできません。べたつきが苦手な場合はテクスチャが軽い乳液やクリームを使用するのがおすすめです。
■乳液やクリームは重ね塗りを
口周りの乾燥がひどい場合には乳液やクリームの一度塗りでは物足りないと感じることも・・・そんなときは特に乾燥が気になる部分は重ね塗りをし、しっかりと保護してバリア機能の回復を待ちましょう。
■朝は忘れずに日焼け止めもスキンケアのひとつに取り入れよう
バリア機能が低下した口周りの乾燥肌は紫外線も大きな刺激となります。窓ガラスを通して紫外線は肌に届くためテレワークなどの自宅で過ごす時間が長く、メイクをしない日であっても日焼け止めは必ずつけましょう。
スキンケアのひとつと考えると乳液、クリームのあとに忘れずに塗ることができますよ。
口周りの乾燥におすすめの集中保湿ケアできる無添加化粧品4選
口周りの乾燥の原因のひとつにバリア機能の低下があります。添加物は肌ストレスになりうると考えるファンケルでは、防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤を一切不使用。バリア機能の低下の原因となる肌ストレスに着目し、肌本来の力を十分に発揮させるためにたどり着いたのがこれら5大添加物を使用しない無添加化粧品でした。
■リンクルクリーム
「リンクルクリーム」は口周りや目もとのあらゆる年齢サインに、ピンッとしたハリ感を与える部分用クリームです。角層深部の弾力の要に着目し、ふっくら肌奥(※1)から押し返す弾力肌に整えてくれます。塗った瞬間のハリ感を体感ください。
※1.角層まで
■アイセラム
「アイセラム」は植物性シール成分を配合し乾燥した目もと、口周りの乾燥を集中ケアしてくれる保湿クリーム。うるおいを保持ふっくら肌へと導いてくれます。
■エンリッチプラス化粧液・乳液
「エンリッチプラス」は、顔全体のハリ・つや不足にお悩みの方におすすめのシワ改善スキンケアライン。化粧液・乳液だけの簡単なケアで毎日続けやすく、ハリと弾力に満ちた肌へと導きます。
■モイスト&リフトマスク
「モイスト&リフトマスク」は、失われがちなコラーゲンと、その働きを支えるヒアルロン酸を贅沢に配合したシートマスク。フェイスラインにぴたっと密着する独自のリフトアップ形状が特長で、乾燥によるエイジングサインを予防します。
口周りの乾燥ケアには日々の丁寧なケアとマスクの付け方の見直しを
マスク生活が日常となった今、すぐに口周りの乾燥悩みを解消することは難しいですが日々の丁寧な洗顔、スキンケアで肌は整います。マスクによる肌の負担を軽減させるためにも肌に優しい素材のマスクを使用するなどマスクとの付き合い方も見直してみるのもおすすめです。