サウナ美容で肌もととのう!?サウナモデル直伝のスキンケア術
全身が温まり大量の汗をかくサウナ。「心も体も“ととのう”!」といわれていますが、美容にはどのような効果があるのでしょう?今回はサウナモデルでサウナスパプロフェッショナルの美咲さんに、サウナの美容効果と肌がととのうスキンケアについて教えていただきました!
■サウナの美容効果とは?
まずはサウナのプロの美咲さんに、体感しているサウナの美容や健康効果を教えてもらいました!
「サウナに入るようになってから、肌あれしなくなりましたね。ジャンクフードもお酒もその後の"締め"も大好きで、おでこに小さなニキビや顎に大きな吹き出物がよくできていたのですが、今では肌あれを気にせず、いろいろ楽しめるようになりました!」
「また、夜中に目覚めることがなくなり、朝もスッキリ起きられるようになるなど、睡眠の質が向上しました。おかげで肌ツヤも良くなり、メイクも薄くて済むように。メイクが薄くなると、肌も呼吸しやすくなりますし、クレンジングもラクになります!相乗効果でさらに肌の調子がよくなったと思います」
美咲さんが感じるサウナの美容メリット
①老廃物が排出されて、ニキビなどの肌トラブルが減る
②毛穴がキュッと引き締まり、薄いメイクで済むようになる
③睡眠の質がよくなり、肌ツヤがよくなる
こんなに美容メリットがたくさんのサウナ!でもその美容効果を最大限発揮するには、サウナ前・中・後のケアがとっても重要なんです。
そこで今回は美咲さんにサウナの入り方の基礎知識に加えて、サウナ美容のポイントを教えてもらいました。
■【Step1・サウナ前】 汚れをオフ&髪の乾燥対策!
美咲さん直伝・サウナ前に済ませたい4つのケアはこちら。サウナの美容効果を高めるには、とにかく汗をかきやすくすることが重要! 少しでも多く汗を出せるように、サウナ前にしっかり準備をしましょう。①〜③の洗顔までをロッカールームで済ませてしまえば、浴室に持ち込む荷物も少なくて済みますよ♪
① 水分補給
汗をかきやすくするためにも、また脱水症状予防のためにも、水分補給は大切!浴室に飲み物を持ち込めない施設の場合は、ロッカールームでしっかりと。持ち込める施設の場合は、サウナ室に入る前にもう一口と、いろいろなタイミングで水分を補給しましょう。ただし、サウナに入る直前にキンキンに冷えている水をたくさん飲むと、体の内側が冷えて汗をかきにくくなることもあるので要注意!
② 洗い流さないトリートメントで髪の乾燥対策 【美容POINT】
サウナ室では熱い空気が天井(頭上)の方にたまるため、キューティクルが開いて髪が傷みやすくなってしまいます。洗髪前の乾いた髪に洗い流さないタイプのトリートメントをつけ、湯舟やサウナ室に垂れないように髪をまとめてタオルで巻いておきましょう。そうすることでサウナの熱や乾燥によるダメージを防げるうえに、温熱効果でトリートメントの浸透が良くなり、一石二鳥!なお、髪の毛はサウナの後で洗います。
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③ メイクを落として顔と体の汚れをしっかりオフ 【美容POINT】
サウナ前は、顔も体もしっかり洗っておきましょう。そうすることで毛穴の詰まりが取れやすくなり、よりたくさんの汗を出せるようになります。「サウナを汚さないため」という意味もあるのでマナーとして行いましょう。
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④ 湯船に浸かって冷えを取っておく
冷え性の方や冬場は、サウナで体の芯まで温まるのに時間がかかってしまいます。サウナで汗をかきやすいように、湯船に5分くらい浸かって冷えをある程度和らげておきましょう。
■【Step2・サウナ中】 冷水で引き締め&パックで美肌に!
汗をかく準備がととのったら、いよいよサウナへ。以下の①~④を3セットくり返し、サウナの美容効果を最大限高めましょう!
① 水分を拭き取る
「いよいよサウナ!」の前にちょっと待って! まずはサウナマナーとして「体の水分」をふき取りましょう。体が濡れたままサウナに入ると、水滴を周囲や施設に振りまいてしまい、迷惑になるので気をつけて。
また、体に水滴がついたままだと、その水滴が蒸発するのに時間がかかり、なかなか汗が出ていきません。マナーと美容、双方の観点からサウナに入る前に水分は必ず拭き取りましょう。
② サウナに10分入る
それではサウナへ! 温かい空気は上に向かっていくので、サウナ室の床の方は温まりにくくなっています。そのため、サウナ室では足をおろして座るよりも、あぐらか体育座りをするのがおすすめ。かいた汗はまめに拭き取って、発汗を促しましょう。
サウナで体を温めると、毛穴が開き、老廃物を含んだ汗がたくさん排出されるため、毛穴がキレイに!
③ 水風呂に30秒〜1分浸かる
サウナで汗をかいたら、シャワーやかけ湯で汗を流してから水風呂へ! 顔にも水をかけて肌を引き締めましょう。熱いサウナから冷たい水風呂へと入ることで代謝が上がり、肌の血色やツヤ、ハリが出るようになるといわれています。
ちなみに、水風呂が苦手な人は手足だけ浸かるだけでもOK! 徐々に慣れていきましょう。
④ 顔にパックを塗って10〜15分間休憩する 【美容POINT】
サウナ→水風呂→休憩(外気浴)を行うことで、自律神経のバランスが整う効果も期待できると言われています。ただし体に汗や水風呂の水滴がついたまま休憩をすると体が冷えてしまうので、休憩前に水分は拭き取るようにしましょう。
また、意外と盲点なのが休憩中の肌の乾燥! 休憩中は顔にパックを塗っておくと、肌の乾燥も防げてぷるぷる肌に♪ ただし、1〜2セット目の休憩中に塗っても、その後のサウナの発汗でパックの成分が流れてしまうため、塗るなら3セット目の休憩中がベター。手が濡れていてもOKな、塗るタイプのパックがサッと使えて便利ですよ。
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心も体も肌もととのったら入浴完了! 最後に頭を洗ってあがりましょう。
■【Step3・サウナ後】 水分補給タイム!顔も髪も体もたっぷり保湿を
たっぷり汗をかいたあとは、体にも肌にも水分補給を。サウナの後は全身まんべんなく水分が抜けているうえ、毛穴がスッキリしているため、スキンケアをいつも以上に吸収してくれます。ロッカールームに戻ったら、すぐに顔の保湿から始めて! フェイスマスクを利用すれば、美容成分をたっぷり送り込みながら、ボディケアやヘアケアも同時にできますよ♪
【美容POINT】
- 顔全体に化粧液をつけ、シートマスクをのせておく
- 水またはイオン水を飲みながら、ボディの保湿をスタート
- 髪は洗い流さないタイプのトリートメントを塗ってからドライヤーでしっかり乾かし、キューティクルを保護
- シートマスクを取り、乳液で肌を整えたら完成!
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