やってみる!聞いてみる!行ってみる! 青汁みるみる部 ヘルスケア

青汁の工場はどんなところに?

前回(VOL.4)でご紹介したように、愛媛県西予(せいよ)市でおもに栽培されているファンケルのケール。その摘みたての鮮度を守るために、工場もケール畑からほど近い西予市内にありました。2002年に設立されて以来、20年以上も青汁を作り続けているという工場を早速、見学です。

青汁工場は、一面に広がるケール畑の近くに。


ていねいに、素早く。
青汁作りには、多くのこだわりが詰まっていました!

青汁の作り方を想像すると、ケールを洗って搾って終わり、のような気がしますが、実は畑から運ぶときから、さまざまな工夫やこだわりが凝らされているとのこと。工程ごとに、その工夫を教えてもらうことにしました。

青汁ができるまで

1. 輸送・受け入れ

2. 洗浄

3. カット

4. 搾汁

5. 各製品工程

6. 完成

1. 輸送・受け入れ

まずはケールの運搬。ケール畑は、工場から車で5~15分のところが多いそうですが、近くであっても鮮度を守るために、「低温で輸送しています」と工場のスタッフさん。こういうところにも、しっかり工夫があるんですね。

低温で運ばれてきた摘みたてのケール。

工場では、届いたケールをすぐに選別。黄色くなった葉や虫食いの葉が取り除かれます。

2. 洗浄

選別したケールの葉は、水だけで洗浄。水だけと言っても、パワフルな水流と細かな気泡の水を使うことで、すみずみまできれに洗い上げるのだそうです。

水によって、浮く異物と沈む異物を除去。さらに強い水圧や、気泡が壊れる衝撃などを利用して、ケールの葉についた汚れを効率よく洗い流していきます。

3. カット

ケールの葉をカットする大きさにもこだわりが! えぐみが出ず、栄養価を逃がさない研究の末に辿り着いたサイズにカットするのだそうです。ケールは季節によって葉の厚みや硬さが異なるため、カットするサイズも時季ごとに微調整する徹底ぶり。苦味を抑える独自の加工をすることで飲みやすくしているのだと言います。

研究から導き出されたサイズに、正確にカット。

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鮮度とおいしさのカギは、温度管理にも


ケールは、他の野菜と同様に暑いところに長時間置かれれば鮮度や栄養価が損なわれ、特に味わいが落ちます。工場内では、この点に徹底して気を配り、さまざまな工程で、温度をしっかりコントロール。鮮度、栄養価、そして自然のおいしさを守っていました。



4. 搾汁

ケールの栄養と自然なおいしさをまるごと搾ります。

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1時間ごとに試飲して品質チェック


常に安定した青汁を作るために大切な品質管理。工場では、青汁の色、におい、味が損なわれていないかを毎朝チェックしているそうです。また、製造中の青汁は1時間ごとに専門スタッフが試飲して確認。数値的に問題がなくても、何か少しでも違和感があれば報告し、原因の究明と調整を検討するという念の入れ方で、高い品質をキープしていました。「自信を持って完成させたものだけを製品として出荷」していると工場のスタッフさん。



5. 各製品工程

ここからは、商品ごとに工程が分かれていました。

搾りたてケール青汁(冷凍)は【充填・急速冷凍】工程へ!

搾ったばかりのケール青汁を素早くパッケージに詰め、ほんの8分半ほどで冷凍に。そのスピードは、目をみはるばかりでした。

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洗浄から箱詰めまで、最短で3時間という素早さ!


ロングセラーとして愛され続けている「搾りたてケール青汁(冷凍)」は、ケール本来の高い栄養価と鮮度を守るために、製造時間の短縮にも挑戦。工場にケールが届いた瞬間から、急速冷凍して箱詰めされるまで、最短3時間というスピードを実現しています。フレッシュなおいしさは、このスピードにも秘密がありました。




濃縮野菜 国産ケール100%は、【濃縮・急速冷凍】工程へ!

低温で、かつ時間をかけずに効率良く水分を飛ばすファンケル独自の生濃縮製法でぎゅっと濃縮して急速冷凍。搾りたてのケールのおいしさと栄養を損なわないように、濃縮方法にまでこだわっていたんですね。


粉末タイプは、【粉末化】工程へ!

粉末にする工程にも驚くほどのこだわりが! おいしさを損なわないように、ケールの搾汁液を厳しい温度管理のもとで急速乾燥。独自の技術で、粒子を最適なサイズ・形状に整えて、ていねいに粉末化しているのだそうです。サッと水に溶けやすい粉末タイプの秘密は、こういうところにあったのですね。そうして各製品に加工してやっと完成です。


青汁みるみる部 今回のまとめ

ケールを洗い、カットし、搾るといった一見単純そうに見える工程に、研究から生まれたさまざまな工夫が凝らされていることをしみじみと感じました。一杯の青汁に込められた、たくさんの人の真摯な想い、ていねいな仕事を思いながら、健康作りに役立てていきたいですね。

次回(3月16日リリース)予告!
青汁の搾りかすはどこへ? 次回は、青汁工場のその後を調べてみます!



野菜と乳酸菌とビフィズス菌がとれる青汁

30本入り3,600円(税込)

腸内環境を良好にし、腸の調子を整える

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野菜とカルシウムとタンパク質がとれる青汁

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1日分のケール青汁

30本入り4,752円(税込)

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搾りたてケール青汁(冷凍)

30袋入り4,320円(税込)

最も"生"※に近い鮮度の冷凍青汁
※ファンケル青汁シリーズにおいて

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濃縮野菜 国産ケール100%

30袋入り4,320円(税込)

ケールをギュッと濃縮したピューレー状の青汁

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