
「股関節」のアクティブストレッチ【約4分】 | 12ヵ月ストレッチチャレンジVol.5
1年後の「しなやかな体」を目指し、自宅でできるストレッチ動画を毎月紹介する「12ヵ月ストレッチ計画」。2クール目はアクティブストレッチ。2回目は、「股関節」周辺の可動域を広げるストレッチです。トレーナー杉浦さんと一緒にチャレンジしましょう!
12ヵ月計画のスケジュールは・・・
教わったのは・・・
アクティブストレッチ「股関節」|2STEPストレッチ
アクティブストレッチ※の3ヵ月:パーツごとに可動域を広げます。
※アクティブストレッチとは?
筋肉をアクティブに動かしながら、関節の可動域を広げて動きを滑らかにするストレッチ。
STEP1:内もものストレッチ
1.ひざ立ちになって左脚を軸とし、右脚は横に大きく開いてかかとを床に置きます。右足のつま先はなるべく体の外側を向くようにしましょう。
2.上半身を右側にスライドさせ、右側の下半身に体重を乗せていきます。
*これを30秒間行います。
● POINT
鼻から大きく息を吸って、口から吐く呼吸を続けましょう。体をスライドさせる範囲は、内ももの伸びを感じる位置までで大丈夫です。
● GOOD
内ももの柔軟性と安定性が向上します。
● CHALLENGE
右ひざを右手でぐっと内側から押し込んで、さらにストレッチを加えましょう。さらに余裕がある方は、背筋をまっすぐに伸ばしてください。
*痛みが強い場合は無理せずに!
STEP2:お尻のストレッチ
1.右脚を前に、左脚を後ろに出した状態で座り、ひざの角度がそれぞれ約90度になるようにします。
2.両手を前について、背筋を伸ばしましょう。
3.できる方はもう少し前に手をついて、さらにお尻の筋肉を伸ばしましょう。
*これを30秒間行います。反対側も同様にチャレンジ!
● POINT
鼻から大きく息を吸って、口から吐く呼吸を続けましょう。脚が曲がりにくい方は、前側のひざの角度が90度より小さくても問題ありません。前脚側のお尻にストレッチ感があれば大丈夫です。
● GOOD
股関節とお尻の柔軟性が高まり、ヒップアップ効果が期待できます。
● CHALLENGE
前脚の方向に斜めに体をひねり、手をついてもう一度背筋を伸ばしましょう。
*痛みが強い場合は無理せずに!
●股関節のアクティブストレッチまとめ
股関節まわりの筋肉の可動域を広げることで、足のつまり感や腰のだるさ・重さの改善につながります。デスクワークで座る時間が長い方は特に、お尻周りや股関節が硬くなりがちなので、1日の終わりに続ける習慣をつけてみてください。寝る前に行うことで副交感神経のスイッチが入り、スムーズな入眠の手助けにもなります。最初は難しく感じるかもしれませんが、続けていくと徐々に動かせる範囲が広ることが実感できます。2ヵ月目にご紹介した「股関節の筋膜リリース」をしてからアクティブストレッチをするとより効果的です。
次回はアクティブストレッチの3回目「肩関節」です。お楽しみに!