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目のぼやけが気になり、原因や対策方法が分からずお悩みではありませんか。
目のぼやけは主に加齢によるピント調節力の衰えや、コントラスト感度の低下が原因で生じると言われています。
本記事では目のぼやけの原因や対策方法、目に良いとされるルテインやゼアキサンチンを多く含む食材を詳しく解説します。
目のぼやけが気になる方、いつまでも目の健康を保ちたい方は参考にしてください。

1.「目のぼやけ」はどんなときに起こる?

まずは、下記のような「目のぼやけ」に関するお悩みがないかチェックしてみてください。

  • 仕事などで目を駆使することが多く、目のぼやけを感じる
  • 手元のピントが合わず、本や新聞の文字がぼやけて見える


2.目がぼやける原因

目がぼやけることには、下記のような原因がある可能性があります。

  • 加齢によるピント調節力の衰え
  • 加齢による目の黄斑色素の減少
  • 長時間のパソコン作業や読書、同じ姿勢でものを見続けることによる目の疲労感

手元の小さなものや細かい文字をはっきり見るために、眼球の中で重要な働きをしているのは毛様体筋と黄斑部の2つです。
毛様体筋が水晶体の厚みを変えてピントを調節しており、網膜の黄斑部で色やものを識別すると同時に光の刺激から目を守っています。

しかし、黄斑部に存在するルテインとゼアキサンチンは年齢とともに減少するため、目の健康のためにも早めのケアが大切です。
また、パソコンやスマートフォンなど小さな画面をみ続ける時間が多いと、疲労感で文字が読みづらいこともあるでしょう。


3.目のぼやけが気になるときの対策方法

目のぼやけには、日々の生活で取り入れられるいくつかの対策があります。

一時的に目を休める時間を確保する

目のぼやけは、長時間目を使うパソコン作業や、同じものを見続けることが1つの原因です。
長時間作業する場合は、一時的に目を休める習慣をつけると良いでしょう。
1時間ごとに1015分、目を休める時間を確保すると、目の疲労感が緩和する可能性があります。できれば目を閉じたり、遠くをぼんやりと眺めたりしてください。

ホットタオルで温める

ホットタオルを閉じた目の上に乗せて目の周囲を温めると、目の疲労感を和らげ、ぼやけの緩和につながる可能性があります。
数分間ホットタオルを目に当てることは、体全体のリラックスにもつながりますので、ぜひお試しください。

体操やストレッチを取り入れる

仕事などで長時間画面や紙面を見続けるような目を使う作業は、目の疲労感につながります。
休憩中には黒目を上下左右に動かす、円を描くように黒目を動かすような目の体操を取り入れることがおすすめです。軽い体操やストレッチを取り入れ、体全体をほぐすのも良いでしょう。

ルテインやゼアキサンチンを摂取する

細かい文字が見えにくいなど、目のぼやけが気になっている場合、ルテインやゼアキサンチンを摂取する方法もあります。
ルテインやゼアキサンチンの摂取は目の黄斑部へのアプローチになり、ぼやけの緩和にもつながります。また、パソコンなどの光の刺激から目をサポートします。


4.ルテインやゼアキサンチンを含む食品

ルテインやゼアキサンチンは体内では作られないため、食事やサプリメントからの摂取が大切です。ルテインやゼアキサンチンを含む食品と、食事以外のサプリメントからの摂取方法についても合わせて解説します。

ほうれん草

ほうれん草のような緑色の葉もの野菜には、ルテインとゼアキサンチンが多く含まれています。品種によって少し差があるものの、ほうれん草100gに対して約1011mgのルテインが含まれています。
また、ほうれん草以外のチンゲンサイやケールにもルテインとゼアキサンチンが多く含まれています。
食事で不足しがちな場合は、紹介した食材が含まれる青汁を取り入れることも選択肢の1つとして考えて良いでしょう。

パプリカ

ゼアキサンチンが多く含まれている食材として、パプリカもあります。実の色に関係なく、どのパプリカでもゼアキサンチンが豊富です。パプリカの実は、あまり成熟していないうちはルテインが、実が成熟するとゼアキサンチンが多く含まれるようになります。

卵黄

卵黄にはほうれん草ほどではないものの、ルテインとゼアキサンチンが含まれています。卵黄の黄色がカロテノイド色素で、黄色が濃いほどルテインとゼアキサンチンの含有量が多いとされています。卵黄の色の濃さは栄養素の高さには関与しませんが、卵を産むにわとりがカロテノイドを含む食材をエサにした場合、卵黄の色が濃くなるといわれています。


5.ルテインやゼアキサンチンはサプリメントでのサポートもできる

ルテインやゼアキサンチンを含む食材をいくつか紹介しましたが、毎日の食事でこれらの食材を取り入れるのは難しい場合もあるでしょう。
できるだけ食事からルテインやゼアキサンチンを摂取するように心がけながらも、摂取が難しい場合には、サプリメントを活用する方法もあります。

できるだけ食事からルテインやゼアキサンチンを摂取するように心がけながらも、摂取が難しい場合には、サプリメントを活用する方法もあります。


6.目のぼやけが気になる場合は生活習慣から見直そう

「目のぼやけ」の原因や対策方法、目に良いとされるルテインやゼアキサンチンを多く含む食材をご紹介しました。

目のぼやけは加齢によるピント調節力の衰えや目の疲労感が原因で生じます。長時間画面を見るような作業をする場合には1時間ごとに休憩を取り入れる、ホットタオルで温めるなどの対策方法を取り入れてください。

また、ご紹介した、ほうれん草やパプリカ、卵黄などからルテインやゼアキサンチンを意識して摂取しましょう。食材で十分な量のルテインとゼアキサンチンを摂るのは難しい場合は、不足分をサプリメントでおぎなう方法もあるので、ご検討ください。

目のぼやけが気になる場合は、食事など生活習慣を見直すところから始めてみましょう。


監修小沢 洋子 医学博士・眼科専門医

慶應義塾大学医学部卒業。ハーバード大学スケペンス眼研究所留学。現在は藤田医科大学東京 先端医療研究センター臨床再生医学講座/藤田医科大学 羽田クリニック アイセンター 教授。診 療・研究に長年携わり、日本眼科学会評議員、日本抗加齢医学会理事などを務める。 *医師が特定の商品を推奨しているわけではありません


ルテイン・ゼアキサンチンを含む
ファンケルの「えんきん」をご紹介

ファンケルの機能性表示食品「えんきん」(*1)をご紹介します。

「えんきん」はルテインやゼアキサンチン、アスタキサンチンを配合しているサプリメントで、これらの成分を1粒に凝縮しています。

ルテインやゼアキサンチンは、目の黄斑部の色素を増やして光の刺激から目を保護する機能があり、ぼやけを緩和してはっきり見る力(コントラスト感度)をサポートします。アスタキサンチンは手元のピント調節力を維持し、目の疲労感を軽減する機能が報告されています。

さらにファンケルは、ただ成分を配合するだけではなく、水に溶けにくいルテイン・アスタキサンチンも独自の乳化製法を採用しています。   
目のぼやけが気になるなどお悩みがある場合は、ルテインやゼアキサンチンを含む食事を意識して摂取するなど生活習慣を改善し、サプリメントもうまく活用してください。

*1:<えんきん>機能性表示食品 【 届出番号: E700 】




えんきん<機能性表示食品>

30日分2,160円(税込)

厳選した3成分アスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチンを複合配合した機能性表示食品です。
手元のピント調節力を維持し、目の疲労感を軽減する機能、光の刺激から目を保護し、ぼやけの緩和によってはっきりと見る力をサポートする機能が確認されています。

詳しくはこちら

*本品は特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
*疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
*食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

【届出表示】
本品にはアスタキサンチン・ルテイン・ゼアキサンチンが含まれます。アスタキサンチンは、手元のピント調節力を維持し、日常的なパソコンなどによる目の疲労感を軽減することが報告されています。また、ルテイン・ゼアキサンチンは黄斑部の色素を増加させ、光の刺激から目を保護し、ぼやけの緩和によってはっきりと見る力(コントラスト感度)をサポートすることが報告されています。

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