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コレステロール値のなかでも、LDL(悪玉)コレステロール値だけが高めで、お悩みの方もいるのではないでしょうか。

女性は40~50代になるとLDL(悪玉)コレステロール値が高めになる傾向にありますが、そのほかの年代でも高めになる場合があります。

この記事では女性が年齢とともにLDL(悪玉)コレステロール値が高めになる原因、高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げる対策方法を解説します。

いつまでも健康を保ちたい方は、ぜひ参考にしてください。

 1. LDL(悪玉)コレステロールとは?

LDL(悪玉)コレステロールは、肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割がある、体内の脂質のひとつです。

LDL(悪玉)コレステロールが高めになると体内の脂質も増え、体に健康上の影響を与える可能性が高まるため、「悪玉コレステロール」とも呼ばれています。

また、体内のコレステロールは、食事からの摂取量は少量で、大半が体内で生成されています。そのため、LDL(悪玉)コレステロール値が高めな場合は、年齢などさまざまな原因があります。

「食生活を意識しているのに何でLDL(悪玉)コレステロール値が高めなの?」などお悩みの方に向けて、年代別の対策を後述しているので、ぜひ参考にしてください。

HDL(善玉)コレステロールとの違い

HDL(善玉)コレステロールの役割は、血管内の余分なコレステロールを肝臓に戻すことです。そして、不要なコレステロールを戻す役割があることから、「善玉コレステロール」とも呼ばれています。

不要なコレステロールを運ぶことで、健康上の影響が起きにくくなっています。

2.女性がLDL(悪玉)コレステロール値だけ高めになる原因とは?

一般的に、LDL(悪玉)コレステロールは140mg/dl以内の場合が正常範囲とされており、血液検査で調べることが可能です。ただし、140mg/dl未満であっても、120~139mg/dLは境界域に該当します。

LDL(悪玉)コレステロールが140mg/dlを超えた場合、すぐに何らかの影響が起きるとは限りませんが、注意が必要かもしれないと覚えておきましょう。

以下で、女性がLDL(悪玉)コレステロール値だけが高めになる原因を年代とともに解説します。

20・30代で考えられる原因

一般的に、20代や30代は、LDL(悪玉)コレステロールだけが高めになることは少ないとされています。

年齢が上がれば加齢等の影響もありますが、20代や30代の方がLDL(悪玉)コレステロール値が高めになる原因としては、脂質に偏った食事等の習慣である可能性が考えられます。コレステロールは、7~8割が肝臓で脂肪や糖を使って作られますが、2~3割は食事です。食生活の見直し方は、後述していますので、参考にしてください。

また、食生活以外の生活習慣も影響している可能性があります。睡眠時間がしっかり確保できていない、ストレスが溜まっている場合にはLDL(悪玉)コレステロールが高めになる場合があります。

ただし、LDL(悪玉)コレステロール値は遺伝により高めになる場合もあるため、必ずしも食事や睡眠時間だけが原因とは言えません。

増えすぎると厄介な存在となるLDL(悪玉)コレステロールですが、20・30代とまだ若いにもかかわらず、増えてしまうケースがあることを理解しておきましょう。

 40・50代で考えられる原因

一般的に、閉経前5年と閉経後5年までを更年期と呼びます。多くの女性は40~50代の間に閉経を迎えることから、LDL(悪玉)コレステロールが高めになります。

「普段から食事や運動に気を付けているのに、LDL(悪玉)コレステロールが高め」とお悩みの方もいるかもしれません。

生活習慣を見直すことも大切ですが、どうしても年齢とともに高めになってしまう傾向があることを把握しておきましょう。

60・70代で考えられる原因

60・70代になると、LDL(悪玉)コレステロールが高めになる原因はいくつか考えられます。

体調面の変化が起きやすい時期で、健康上の問題がある場合には、その問題が原因となりLDL(悪玉)コレステロールだけが高めになる可能性があります。

原因をひとつに絞るのが難しい年代であることから、これまでの生活習慣や食事のバランスなどを見直し、小さな変化に気づけるよう健康を意識しましょう。


3.高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げる対策方法

年齢とともに女性がLDL(悪玉)コレステロールだけが高めになる原因を先述しました。加齢による体調変化に対応するのは難しいことですが、日々の生活から気をつけられることもあります。

この項目では、高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げる方法を解説します。

運動する習慣をつける

高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げるには、生活習慣を整えることが大切です。

まずは1日30分程度の有酸素運動を取り入れるように心がけましょう。激し過ぎる運動ではなく、少し汗をかく程度の有酸素運動が高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げるのに良いとされています。

毎日の継続が難しい場合には、週3回程度でも問題ありません。運動は、継続できるものを選びましょう。

おすすめの運動は、ウォーキングや速歩、スロージョギングなど、軽く汗をかく有酸素運動です。または、日々の生活でもこまめに動くように心がけましょう。階段昇降や掃除、洗濯などの家事でも少しの運動になるため、意識して動くことが大切です。

食生活を見直す

高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げるための生活習慣として、食生活を見直すことも大切です。

まずは、食べすぎやお酒の飲みすぎに注意することから始めてください。そして、脂質を多く含む食事を控えましょう。食事はバランスが大切ですので、脂質をまったく摂取しないのではなく、適度に摂取することが重要です。

なかでも肉類や乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸の摂取を控え、緑黄色野菜や大豆類、青魚、海藻類、食物繊維を多く含むきのこ類を意識的に摂取しましょう。

必要に応じてサプリメントを取り入れる

高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げるために、適度な運動や正しい食生活を取り入れ、生活習慣を見直すことが最も大切です。

しかし日々の忙しい生活の中で、毎日運動を行い、意識的にバランスのとれた食事をとることが難しい場合もあるのではないでしょうか。

このような場合には、生活習慣の見直しを第一に考えながらも、サプリメントでおぎなう方法もあります。


 4. LDLコレステロールが高めになる原因を知って、正しい対策を取り入れよう

女性のLDL(悪玉)コレステロール値だけ高めになる原因を解説しました。

女性は年代によってLDL(悪玉)コレステロール値が高めになる原因が異なります。

しかし、運動する習慣をつけて食生活を見直すことで、高めのLDL(悪玉)コレステロール値対策になります。

まずは1日30分程度の有酸素運動を取り入れ、飽和脂肪酸の摂取を控える食生活を意識してください。そして生活習慣を整えながらもさらにサポートがほしい場合には、サプリメントでおぎなう方法もあります。

規則正しい生活を送って、上手くサプリメントを活用しながら、いつまでも健康を保ちましょう。


監修工藤 孝文(くどう たかふみ) 内科医・統合医療医・漢方医。

福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在は、福岡県のみやま市工藤内科院長として、地域医療に力を注いでいる。専門は、生活習慣、漢方治療・ダイエット治療など多岐にわたる。著書・監修書籍は100冊以上におよび、Amazonベストセラー多数。著書:アスコム「やせる出汁」は15万部突破のベストセラーとなっている。 *医師が、特定の商品を推奨しているわけではありません。

LDL(悪玉)コレステロールが高めの女性に、
ファンケルの「コレステサポート」をご紹介

高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げるためには、運動や食事の見直しが大切です。

「生活習慣を意識しているのに、なぜLDL(悪玉)コレステロールが高めなの?」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんが、女性はどうしても年齢とともにLDL(悪玉)コレステロール値が高めになる傾向にあります。

放置しておくと血管内にコレステロールがたまり、体に良くない影響を与える可能性があるため、体内からのアプローチも大切です。

ファンケルの「コレステサポート」は、りんご由来のプロシアニジンによる働きでコレステロールの排出を促し、紅麹ポリケチドによる働きでコレステロールの合成を抑えるのが特徴です。こだわりの植物由来成分により、高めのLDL(悪玉)コレステロールを下げるサプリメントです。

高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げるだけでなく、総コレステロールやLH比(*1)、non-HDLコレステロール(*2)を下げる機能も報告されています。

1日2粒目安で、毎日の食事とともに手軽に健康をサポートしたい場合は、「コレステサポート」を取り入れてはいかがでしょうか。

*1:LDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールの比率を示す値
*2:総コレステロールから、HDLコレステロールを引いた値





コレステサポート<機能性表示食品>

30日分2,700円(税込)

臨床試験で高めのLDLコレステロール、総コレステロール、LH比、non-HDLコレステロールが4週目から下がることを確認。ファンケル独自の組み合わせの2成分が、高めのLDL(悪玉)コレステロールを下げます。

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*本品は特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
*疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
*食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

【届出表示】
本品には紅麹ポリケチド・りんご由来プロシアニジンが含まれるので、LDL(悪玉)コレステロールが高めの方のLDL(悪玉)コレステロール、総コレステロール、LH比[LDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールの比率を示す値]、non-HDLコレステロール[総コレステロールからHDLコレステロールを引いた値]を下げる機能があります。コレステロールが高めの方に適しています。


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