
高校生と商品の限定デザインを共創!~高校生と取り組むSDGs講座1~
こんにちはファンケル編集部です。
今回は、地域貢献活動・SDGs活動の一環としてファンケルが行う
「ファンケル神奈川SDGs講座」のご紹介と、ファンケルと高校生が共同で
商品のパッケージデザインを開発する長期講座についてご紹介します。
ファンケル神奈川SDGs講座とは?
地域社会にもっと貢献したい、未来を担う子どもたちとともにSDGsを推進したいという想いから、「ファンケル 神奈川SDGs講座」を2021年4月からスタートさせました。昨年2021年度は、講座を合計22回実施。約2,250名の子どもたちへ講座を実施しました。
今年度の長期講座をご紹介!
今年度は、私立桐蔭学園高等学校1年生のみなさんと長期講座を開催します。
(応募制で集まった20名の生徒)
本講座では、3つのステップに分けて企画を進めていきます。
① SDGsをコンセプトにした商品デザインの共創*
② ファンケルが行う化粧品容器回収を促進する方法
③ 上記①、②と連動するPR活動
* 対象商品は2品目4品種(マイルドクレンジングオイル(ボトル、つめかえ用)、ピュアモイスト泡洗顔料(ボトル、つめかえ用)
今回は、①~③のうち、①デザイン共同制作の模様をお届けします。
一人でも多くの人に取り組みを知っていただき、SDGs活動に一歩踏み出していただくための想いが詰まった限定デザインをつくる企画となっています。
化粧品2種のデザイン共創がスタート!
第1回目の講座では、デザインコンセプトを検討。
デザインコンセプトのキーワードは、以下の2つ。
・知っているのに行動に移せないのはなぜだろう
・SDGsを達成した先にある社会は?
どうすればSDGs活動に一歩踏み出してもらえるか、みんなで考えます。


課題は「行動」
例えば、ボランティアに参加したいけど、どうすれば参加できるのかわからない。ジブンゴト化しにくい。など様々な意見が出されましたが、ありたい未来を描き、行動に移せるようにビジョンを共有することが大事と考えました。
第2回目の講座では、皆で考えたコンセプトに沿って作成されたデザインがファンケル講師より発表されました。ここから、自分たちが伝えたい想いが最も伝わるデザインを選定していきます。


1回目の講座で考えたコンセプトをもとに開発した1~3案の3つのデザインの方向性をもとに、様々な意見が交わされました。
「デザイン案1は、具体的な行動が分かりやすいと思う。」
「デザイン案2は、地球や環境にやさしいということが分かるデザインだと思う。」


「SDGsをもっと深く考えられると思ったので、デザイン3がいい」
「行動と未来の両方が描かれているのが、デザイン3だと思う。」
ただ選ぶだけではなく、様々な観点から意見が寄せられ、とても活発なディスカッションとなりました。
サステナブルな想いが詰まった限定デザイン案が決定!
様々な意見を交わしながら、「個々の行動の結果 SDGsが達成された明るい未来をイメージ」があることから3案目のデザインに決定しました。
デザインを最終調整する場面では、マイルドクレンジングオイルのデザイン(写真左側2種)について
生徒から「木の実の受け渡しは、上から下に、ではなく、左から右へ、対等な位置関係が良いと思います」というコメントを受けて、木の実の受け渡しが対等な位置関係となっているデザインが採用されています。
最後に、今回SDGs講座に参加した生徒・ファンケル講師に感想・意気込みを伺いました!
今回決定したデザイン案が採用されるマイルドクレンジング オイル、ピュアモイスト泡洗顔料の発売は2023年2月を予定しています。
ファンケル編集部でも長期講座の途中経過をご紹介していきますので、今後の特集もお楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。