SDGs

前回の記事で、「ファンケル神奈川SDGs講座」の一環として、私立桐蔭学園高等学校との取り組みをご紹介いたしました。桐蔭学園1年生の応募制で集まった20名のみなさんとSDGsをコンセプトにした商品パッケージデザインを一緒に開発しています。

化粧品の容器回収*を促進する方法を考えよう!

3回目講座からは、化粧品の容器回収*を促進する方法を生徒のみなさんと考えていきます。
*ファンケルが20217月より開始している容器回収プログラム

容器回収促進アイデアをみんなで考えていく前に、まずは自分たちのリサイクル活動への参加意識を考えました。そこでは、自分自身や身近な方がリサイクル活動に参加している理由や、参加しない理由について話し合いました。

参加したことがある人は、
「ペットボトルの蓋の回収は学校でやっていて参加した。」
「中学校の時に衣服のリサイクルに参加した。」

参加したことがない人からは、
「リサイクルを拒絶しているのではなく、そもそも取り組みがあることに気が付かなかった。」
「リサイクル目当てで外出していないので気が付いても持っていなくてタイミングが合わない。」
「他人事に考えてしまう。リサイクルという取り組みもあるんだなってことは知ってはいる。」

などの意見が出されました。
容器回収を知り、取り組む必要性を感じたり、行動に移せるように後押しすることが大事だと考えました。

ディスカッションの中で見えてきた課題は、
・参加していない人たちがどうすれば参加する側になってくれるか。

ここからは、2チームに分かれて、上記の課題をクリアできるように、容器回収アイデアを考えていきます。

SNSを使えば、早く伝わるんじゃないか?」「SNSは身近なので、活用する!」
「チラシを作って各クラスに貼ったり、校内放送で存在をアピールする!」
「桐蔭学園の強みは学生が多いことなので、桐蔭内でアピールする。そこから保護者にも広げよう!」など、

様々な観点から意見が寄せられ、2チームともに議論は白熱し、制限時間オーバーする場面もありました!

「容器回収に参加してほしい!」自分たちの想いが詰まった発信案が決定!

話し合いから発表を行い、以下の2つの方向性で進めることが決定しました。
SNSを使って宣伝する」アイデア
②「桐蔭学園内のコンテンツを使い、校内で情報発信する」アイデア

みんなで考えた2案を実現するために、選ばれた方法は動画の制作。
制作した動画は、ファンケルのホームページやアプリ、サイネージだけではなく、桐蔭学園内のコンテンツ(校内放送や公式SNS等)でも紹介し、友達や保護者に情報を発信していきます。

商品デザインの開発状況や動画のストーリーを作る高校生の様子は、以下の動画からご覧ください!

今回決定した化粧品の容器回収を促進するための動画は、
現在、生徒のみなさんで一生懸命制作中です!
動画内容の発表は製品発売と同時期の20232月を予定しています。
どんな動画になるか楽しみですね!

ファンケル編集部でも2月の発表会の様子を取材していきますので、
次回の特集もお楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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