
ますます拡大!子ども食堂での食育活動
こんにちはファンケル編集部です。ファンケルは、「未来を希望に」という願いを込めて、さまざまなサステナビリティ活動を実施しています。今回は、子ども食堂での食育活動をお伝えします。
子ども食堂での食育活動を2023年にスタート
ファンケルは、子どもや子どもを取り巻く地域の方の、将来にわたる健やかな身体づくりをサポートしたいという想いから、自治体やNPO団体などと協働し、2023年5月から子ども食堂での食育活動をスタートしました。
講座では、発芽米やケールを活用し、健やかな身体づくりのために基本栄養や食事の大切さについて一緒に学びます。2023年度は、神奈川県、沖縄県で食育活動を8回実施、179名にご参加いただきました。また、最近では、同じ想いを持つ企業ともパートナーシップを組み、お互いの持つ強みを活かしながら活動の幅を広げています。
ライオン株式会社とのコラボ講座
2024年6月28日には、ライオン株式会社(以下、ライオン)とともに、台東区の本通寺を拠点として活動する「NPO法人まなび部」で、初めてのコラボ講座を実施しました。
ライオンは、130年以上にわたり、歯と口の健康に向き合い、取り組んできました。その中でもとりわけ、子どもの頃より「予防歯科」を実践することが大切と考え、子どもたちに、正しいオーラルケアを広め、豊かな体験を提供するため「歯と口の健康」をテーマとした体験プログラム「おくちからだプロジェクト」を展開しています。
歯と口に関する基本的な知識習得はもちろんのこと、「褒められる体験」、「大人とコミュニケーションをとる体験」、「みんなで楽しく遊びながら学ぶ体験」を提供し、子どもたちの自己肯定感の向上に少しでも貢献したいという想いに共感し、今回のコラボ講座が実現しました。

発芽ちゃんとライオンちゃん
講座では、はじめにファンケルの栄養講座を実施。食べものは、身体の中でどんな働きをするかによって、赤・黄・緑の3色に分けることができること、3色の食べものをバランスよく食べることで、健康な心と身体をつくることを伝えました。その後、発芽米の働きをクイズで一緒に学び、発芽米を使った栄養満点のカレーをみんなで食べました。

栄養講座の様子

発芽米カレーを食べる様子
食事の後は、ライオンの歯みがき講座です。小学生の時期は、歯と口の健康について自分自身で考え、生活習慣を確立していく大切な時期。
まずは、シールなどで、ハブラシをデコレーションし、世界で1つのオリジナルのマイハブラシを作ります。自分の気に入ったハブラシで、毎日の歯みがきが楽しみになったあと、歯科衛生士による歯みがき講座を実施。乳歯が抜けて不揃いな部分の歯の磨き方など実際に鏡を見ながら丁寧に歯みがきをしました。

ハブラシをデコレーションする様子

歯みがき講座
今回、栄養講座と歯みがき講座を一緒に行ったことで、子どもたちや保護者の方からは、「食べた後に歯を磨くことを実践できてよかった」「栄養のあるものを食べること、歯を大切にすること、どちらも、子どものうちから大切にしたい習慣なので、同時に親子で学ぶことができて有意義な時間だった」などの声が上がりました。ファンケルはこれからも想いを共有できる企業とともに、パートナーシップを大切にしながら活動の幅を拡げていきます。
沖縄県での食育活動
ファンケルは、栄養課題が大きいとされている沖縄県で「おきなわSDGsパートナー」を締結し、2023年10月から、沖縄県の子どもたちの心と身体の健やかな成長を願い、県内の子ども食堂で定期的に食育講座を実施しています。
2024年2月~3月には、イオン琉球株式会社・キリンビバレッジ株式会社(以下、キリンビバレッジ)とともにキャンペーンを実施し、ファンケルの発芽米とキリンビバレッジの飲料の売り上げ一部と製品を、「おきなわこども未来ランチサポート※」に寄付しました。
※企業や団体・県民からの食料品や寄付金を、県内の子ども食堂を通じて子どもたちへ届ける活動。「沖縄子どもの未来県民会議」の食支援事業を株式会社琉球新報社・日本郵便株式会社沖縄支社・株式会社おとなワンサードの3社コンソーシアムにて受託・運営しています。

寄付金贈呈式
ファンケルは、これからもみなさまの「健やかな暮らし」に貢献したいという想いを大切に、サステナビリティ活動を推進してまいります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回更新をどうぞお楽しみに。