「キッズスキンケア講座」とは

毎年夏休み期間中は、小学生とその保護者向けに、「親子で参加できるSDGs講座」を開催しています。

近年、猛暑や紫外線量の増加により、肌を取り巻く環境は厳しさを増しています。特に子どもの肌はバリア機能が未熟で、紫外線などの外的刺激を受けやすく、肌トラブルにつながりやすい傾向があります。そこでファンケルは、「子どもの頃から自分の肌を知り、正しいスキンケアや紫外線対策を身につけることが、将来の健やかな肌につながる」と考え、「キッズスキンケア講座」を2024年にスタートしました。

会場とオンラインで全国の親子が参加

2026年724日(金)・25日(土)の2日間、小学46年生とその保護者を対象に、「夏休みの自由研究を一緒に完成させよう!親子で学ぶキッズスキンケア&紫外線対策講座」を開催しました。

会場となったファンケル 銀座スクエアには親子3165人が参加し、オンライン(Zoom)では全国から567組の親子が参加。会場とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で、合計598組の親子が講座を受講しました。

オンラインで参加のみなさん

クイズと実験で楽しく学ぶ!肌の仕組みとスキンケア

当日は、研究員が講師を務め、肌の仕組みや正しいスキンケア、紫外線対策について、クイズや実験を交えながら楽しく学びました。

ターンオーバーとは、肌が生まれ変わるサイクルのことで、肌の奥で生まれた新しい細胞が表面へ押し上げられ、角質となって剥がれ落ちるまでの仕組みです。健康な肌では約28日をかけて1つのサイクルが回ります。このリズムが乱れると、肌トラブルが起きます。

講師が段ボール工作で作成したターンオーバーの模型は、積み重なった段ボールが下から一枚一枚エレベーターのように上がってくる仕組みで、28日かけて肌が下層から生まれ変わっていく仕組みが一目で理解できるようになっています。新しく作られた細胞がだんだんと肌表面にあがってくる様子が目で見て分かる仕掛けに、会場は大盛り上がりでした。

ターンオーバーの説明の様子

その後、会場参加者は肌の水分・油分量を測定し、オンライン参加者は会場の結果を予想するクイズに挑戦。測定の結果、乾燥肌や内部乾燥肌のお子さんが多いことがわかりました。

スキンケア実習では、「洗う・うるおす・守る」の3つの基本ステップを学び、小学生向けスキンケア「クリアアップ 泡洗顔料」「クリアアップ ジェルミルク」(いずれも医薬部外品)を使って、会場・オンライン参加者全員で洗顔と保湿を実践しました。

洗顔実習の様子

ジェルミルクを付けるオンライン参加者

会場では、スキンケアの前後で肌の水分・油分量を測定スキンケア後の肌の水分・油分量を再測定しました。その結果、多くのお子さんの水分量が向上し、「肌がもちもちになった!」「こんなに変わるんだ!」と驚きの声が上がりました。

オンラインでは、顔の半分だけにジェルミルクを塗って比較。「塗った方がもちもちしている!」「しっとり感が違う!」といった声が寄せられ、スキンケアによる肌の変化を実感しました。

後半は、実験を通して紫外線について学びます。

太陽光には紫外線が含まれている、というのはみんなが知っている事実。そこで太陽光に見立てた照明を水槽に当てることで、光を分解して壁に虹を描き(光の分散)、照らされた壁のどこに紫外線があるのかについて予想しました。

虹を作った実験の様子

多くの参加者が「紫色」と予想しますが、実際は紫よりも外れた色も明るさもない場所。紫外線は色も明るさも無い、という意外な事実に関心を示し、さらに「見えないからこそ怖い」という学びにつなげていきます。

紫外線の仕組みを学んだ後は、紫外線に当たることで色が変わるUVビーズと、「クリアアップ UVカットスティック」を使って、日焼け止めが紫外線を防ぐ効果を確かめる実験を行いました。

日焼け止めの効果を検証する実験

クリアアップ UVカットスティック(SPF30・PA+++)

目に見えない紫外線の影響を、実際に目で確認できたことで、子どもたちは驚くとともに、日焼け止めを使うなど紫外線対策をすることの大切さを学びました。

子どもたちの気づきが、肌を大切にする習慣へ

オンライン参加していただいたみなさまから、2日間で合計5,728件のチャットが寄せられました。

「肌がもちもちになった」「スキンケアをする前と後で全然違う」という実感や、「毎日スキンケアを続けたい」「自由研究で肌について調べたい」など、日常生活で実践したいという意欲へつながったことがわかりました。

アンケートでも、お子さんの98.9%が肌や紫外線への理解が深まり、99.5%がスキンケアの大切さを実感。保護者の満足度も99.7%と、実験を取り入れた参加型講座への満足度はとても高いものとなりました。

ファンケル 総合研究所
学術コミュニケーション推進室
大濵 寧之

子どもたちの肌はきれいに見えて意外と繊細で、子どもたちこそスキンケアが重要。この意外な事実を親子で一緒に納得いただき、子ども自ら自発的にスキンケアに取り組んでほしいという思いで、知って・見て・感じられるセミナーを開催しています。また、肌や紫外線とは何か?という科学的な切り口で「学ぶ楽しさ」も一緒に届けたい、という思いで自作の模型も作成しました。よりサイエンスが身近で楽しいものになれば幸いです。


ファンケルは、子どもたちの未来がよりよいものになるよう、これからもさまざまな活動に取り組んでまいります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回更新をどうぞお楽しみに。

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