ファンケルトリビア はじまりの秘密2

健康食品事業がスタートした頃、ファンケルの社内はどんな様子だったの?

第07回/ 全30回

工場横のプレハブの建物が始まりでした。

「健康食品は高価であたりまえ」と思われていた時代に、「高品質で低価格」なサプリメントの開発に挑んだファンケル。先の読めない状況だったため、健康食品事業はフード・サプリメント工場(現・横浜工場)に増設された小さなプレハブの建物で小規模にスタートしました。

奇しくもこの年には新本社ビル(現・飯島ビル)が華々しく完成。その職場環境のあまりの違いに、健康食品事業部への配属が決まった新入社員に泣かれることもあったとか。

あやしいイメージの払拭にも尽力。

1994年当時は、健康食品を“あやしいモノ”と思う人も少なくありませんでした。そこでファンケルは、事業開始と同時に「フード相談室」(現・サプリメント相談室)を設け、さらに健康に関する情報誌『元気生活』を創刊。高品質の商品づくりと正しい情報を発信し続けることで信頼性を高め、毎日の健康づくりに役立つ健康食品の地位を確立しました。

ファンケルの秘密をもっと探る