搾った後のケールは、家畜の飼料として活用。
ケールはその高い栄養価から、野菜の王様とも言われています。青汁を搾った後とはいえ、そのまま廃棄するのはもったいない。そこで、家畜の飼料として活用する研究を進め、愛媛県畜産研究センターの協力を得て2007年に牛の飼料化を実現しました。さらに、2019年度からはニワトリの飼料としての利用もスタートし、2021年度には搾った後のケールの約90%を有効活用しています。
そして牛のフンは、肥料として畑へ。
ケールの循環は続きます。
ケールを含む栄養豊富な飼料を食べた牛のフンは、堆肥として畑で再活用しています。青汁を搾った後のケールが健やかな牛を育て、その牛のフンが健やかな畑を育てることで、ケールの豊富な栄養を無駄なく循環させ、地域の酪農や農業の活性化にも貢献しています。この仕組みは、ファンケルのケール農家がある愛媛県で「資源循環優良モデル」に認定されています。