体内効率 成分量の秘密

摂りたい成分は、配合量が多いほど良いのよね?

第12回/ 全30回

実は、摂りすぎに注意が必要な成分もあるんです。

体に良い成分だからといって、配合量が多いほど良いとは限りません。摂りすぎると、かえって体調に良くない影響があらわれたり、他の栄養素の吸収を阻害する成分もあるからです。

サプリメントの成分として身近なビタミン・ミネラルも要注意。ビタミンは水溶性と脂溶性の2種類があり、水溶性のビタミンCやビタミンB群は多めに摂っても尿として排出されますが、脂溶性のビタミンAやビタミンDなどは体内に蓄積されてしまいます。サプリメントでおぎなうことも多いミネラルのリン、セレン、カルシウム、鉄も過剰摂取のリスクがある栄養素です。

各成分は、基準に基づいて配合しています。

適切な摂取量は、成分によってさまざま。そこで同じ成分を摂りすぎないように、日本人の健康のために1日に必要な量を設定した「栄養素等表示基準値があります。この基準に従って、ファンケルの「マルチビタミン」には目安量の1日分、「マルチミネラル」には1/2日分を配合しています。

  • 18歳以上、基準熱量2,200kcalに占める割合。

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