子どもの頃からのスキンケアは、
心身ともに健やかな成長につながります。
幼少期には親御さんがしていたスキンケア。本人の成長とともに疎かになりがちですが、小学校高学年になっても子どもの肌は大人に比べ水分量も皮脂量も少なく、肌も薄いので様々なトラブルが起きやすいのです。
また、第二次性徴が始まると徐々に皮膚も変化していくため、必要なスキンケアも変わっていきます。
この時期に必要なことは、まず自分の肌に興味を持つこと。自分の肌質を知り、自分に合ったスキンケアを知ることは将来的にも大いに役立ちます。適切なスキンケアを行い、対策を自分で取れるようになりましょう。
生まれ持った肌質を変えることはできませんが、上手に付き合う方法を知ることで、心身ともに健やかな成長につながります。
皮膚科医・小児皮膚科医
棟田 加奈子先生