
小さな疑問も、解決しよう。
サプリメントを摂っていると、ちょっとしたことで判断に迷ったり、心配になったり。ファンケルの「サプリメント相談室」にも、さまざまなご質問が寄せられます。今回は、その中から皆様に参考にしていただけそうな、よくあるご質問と回答をご紹介しましょう。
<MAP>
■ 1:カプセルの中身だけ摂っても良い?
Q:ハードカプセルのサプリメントが飲み込みづらいのですが、カプセルを開けて中の粉を出して摂っても良いですか?
A:体内にしっかり届くよう、カプセルのままお摂りください。
ファンケルのサプリメントは、必要な栄養を必要な場所へ届ける「体内効率」設計が大きな特長。成分の量や組み合わせはもちろん、粒やカプセルの形状も、体内での効率的な溶け方を計算してつくられています。そのため、カプセルのままでお摂りいただくのがベスト※です。
また、サプリメントによっては、カプセルから中身を出したり、水に溶かしたりすると、酸味や苦み、原料特有のにおいなどが強くなり、かえって摂りにくい場合もあります。同じように、粒タイプのサプリメントも砕いて水に溶かしたりせず、そのままお摂りいただくのがベストです。
飲み込みにくい場合は、次の方法をお試しいただき、それでも難しい場合はオブラートや嚥下補助ゼリーの使用をおすすめします。
<サプリメントを飲むコツ>
1 | 水を少し飲んで、喉をうるおします。 |
2 | サプリメントと水を口に含みます。 |
3 |
ハードカプセルの場合:顔は正面、もしくはやや下向きにして(少し斜め下を見て)飲み込みます。
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※例えば、「快腸サポート」は、生きた菌を胃酸から守るために、胃酸で溶けにくい「耐酸性カプセル」を開発・使用しています。カプセルから中身だけを出して摂ると、胃酸で菌が死滅してしまうため、本来の働きが期待できなくなってしまいます。
■ 2:まとめて摂っても大丈夫?
Q:毎日摂ろうと思っているのですが、つい忘れてしまいます。数日分をまとめて1日で摂っても良いですか?
A:まとめて摂るのはお控えください。
サプリメントによっては、摂りすぎに注意が必要な成分があります。また、一度にたくさん摂っても、体に留めることができずに排泄されてしまう成分もあります。パッケージに表示されている1日の摂取目安量を守り、毎日コツコツお摂りください。
★上手に続けるコツは、Vol.8「上手な摂り方・続け方」をご覧ください。
■ 3:子どもに与えても問題ない?
Q:小学生の子どもにサプリメントを摂らせたいのですが、問題ありませんか?
A:サプリメントによって異なります。
パッケージやカタログに「お子様はお召し上がりにならないでください」という注意書きがないものなら、粒やカプセルを飲み込める6歳ぐらいからお摂りいただけます(商品によっては3歳以上を目安にお摂りいただけるものもあります)。
摂取目安量は、体重50~60kgぐらいの成人を対象として計算されていますので、お子様が摂る場合は、体重に応じて1/3~1/2ぐらいの量に調節していただくと良いと思います。
■ 4:処方薬の服用を止めても良い?
Q:高めの血圧に良いサプリを摂れば、高血圧の薬は止めても良いですか?
A:処方薬の服用は続けてください。
サプリメントはあくまでも食品で、病気の治療にお役立ていただけるものではありません(薬の代わりにはなりません)。一方、処方薬は、医師が病気の治療を最優先に考え、症状に合わせて処方するものです。高血圧に限らず、医師に処方された薬は勝手に止めたりせず、きちんと服用を続けてください。また、通院治療中の方は、サプリメントの摂取について、まず医師または薬剤師にご相談いただくことをおすすめします。
★詳しくはVol.2「サプリと薬の違い」をご覧ください。
■ 5:健康診断前は、摂取を止めるべき?
Q:健康診断の前は、サプリメントの摂取を控えた方が良いですか? どのくらい前から摂取を控えるべきですか?
A:検査の内容によって異なります。
健康診断は、受ける時間帯や内容によって、当日や前日の食事制限、水分の摂取制限が異なる場合がありますので、注意が必要です。健康診断の案内書に、サプリメントに関する記載があればその指示に従い、サプリメントに関する記載がない場合は、お手数ですが、健康診断の実施機関にご相談ください。サプリメントの摂取が健康診断の結果に影響することもありますので、まず案内書をよく確認しましょう。
■ 6:賞味期限内なら、いつ摂っても大丈夫?
Q:開封したまま忘れていたサプリメントがあります。摂っても大丈夫でしょうか?
A:開封後は、なるべく早めにお摂りください。
開封して長い期間が経過したサプリメントは、品質が変化している可能性がありますので、摂取はお控えください。賞味期限は、未開封のままパッケージに記載されている方法で保存された場合の期限です。開封後の品質は、ご家庭での保存状況によっても変わりますので、賞味期限に関わらず早めにお摂りください。
■ 7:何種類まで一緒に摂って良いの?
Q:たくさんのサプリメントを試して、気づくと何種類も摂っている状態です。何種類くらいまで一緒に摂っても良いですか?
A:基本的には、自由に組み合わせてお摂りいただけます。
ただし、摂取上限量が定められている成分を配合したサプリメントを併用する場合は、上限量を超えないよう見直しが必要です。同じ成分が配合されているサプリメントを複数摂取したい場合は、メーカーの窓口やサプリメントアドバイザーに相談してみましょう。
また、サプリメントはいつどのようにお摂りいただいても問題ありませんが、1日の摂取目安量をまとめて摂る方が良い成分や、数回に分けて摂る方が良い成分があり、おすすめの摂取タイミングも成分によって異なります。詳しくはサプリメント相談室までお問合せください。
★詳しくはVol.7「何種類も摂って大丈夫?」をご覧ください。
<サプリメント相談室>
0120-750-210(料金無料)
朝9時〜夕方5時
<エンディング>
次は、いよいよ最終回です!
これまでに探究したサプリメントに関する知識を
クイズでチェックできる「サプリ健者検定」です。
迷ったら「サプリメント相談室へ」
サプリメントや健康についてのご質問・ご相談に、管理栄養士をはじめとする専門スタッフが対応。携帯電話からもご利用いただけます。
フリーダイヤル 0120-750-210(朝9時~夕方5時)
薬との飲み合わせをオンラインで確認
*健康食品と薬の飲み合わせをお問合せの際は、予めファンケルの健康食品の商品名と薬の名前をご用意ください(煎じ薬など一部の漢方薬は対象外です)。
*日々の情報収集をもとに見直しを行っており、結果は変わる可能性があります。
*薬を服用中の方および通院中の方は、お医者様・薬剤師とご相談のうえお摂りください。