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日常ケア

冬は家の中と外の寒暖差に注意!散歩中や室内の犬の寒さ対策を解説

冬の寒さや激しい寒暖差は、犬の体にさまざまな悪影響をおよぼします。そのため、犬の体調や生活環境などに合わせて、適切な寒さ対策をしてあげることが大切です。今回は、冬に散歩する際の注意点や、散歩中と室内それぞれの寒さ対策について解説します。

冬も散歩させるべき?

散歩で体を動かすと、体温が上昇するだけでなく、筋肉量がアップして寒さへの耐性もつくので、冬でもできれば毎日散歩させてあげる方がよいでしょう。

しかし、一定の温度に保たれた家の中で暮らす室内犬や、毛の短い犬などのように、寒さに弱い犬もなかにはいます。特にシニア犬や持病のある犬は、身体機能が低下して体温調節がしづらいので、寒さへの抵抗力も弱い傾向が。また、免疫力も落ちているため、ウイルス感染や呼吸器系の疾患にもかかりやすいといわれています。

年齢や体調によっては、無理に毎日散歩に出る必要はないでしょう。散歩に行く場合は、寒さで犬が体調を崩してしまわないよう、寒さ対策をしっかりしてあげるように心がけましょう。

冬の散歩の注意点と必要な寒さ対策

冬は、家の中と外との寒暖差が大きくなります。激しい寒暖差のなか犬を外に出してしまうと、体に大きく負担がかかり、“ヒートショック”を起こすおそれがあります。

外に出かける際は、まず外の気温に近い玄関先に10分ほどいて、体を寒さに慣らしてあげることが大切です。

また、冬の散歩は、午前中やお昼過ぎの暖かい時間帯に、できるだけ日当たりがよい道を選んで行ってください。より寒がりの犬には、保温効果の高い犬用の防寒ウェアや靴を着用させるとよいでしょう。

室内の寒さ対策も忘れずに

室内では、エアコンやストーブなどの暖房器具で寒さ対策を行いましょう。暖気を床まで循環させるサーキュレーターや、室内の乾燥を防ぐ加湿器などを併用するのも、部屋全体を効率よく温めるのにおすすめです。ストーブを使用するときは、近づきすぎて犬がやけどをしないよう、20~30cmほど離れた場所を柵で囲んでください。

なお、留守番中にストーブやホットカーペットなどを使用すると、犬がコードをかじって事故を起こす危険も。留守番中はドーム型のベッドや毛布、床暖房など、コードレスのものを使用しましょう。

まとめ

犬には年齢や体質、犬種や生活環境などに合わせた寒さ対策が必要です。散歩中も室内で過ごしているときも、愛犬の健康と安全面に配慮した寒さ対策を行い、寒い冬を乗り越えましょう。

・画像/Getty

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