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日常ケア

犬の皮膚の乾燥はバリア機能を低下させる?乾燥対策で愛犬を守ろう

空気が乾燥すると、人は肌がカサカサするなどの影響が出る場合がありますが、それは犬も同じです。乾燥すると皮膚のバリア機能が低下するほか、目や呼吸器などに悪影響が出ることも。愛犬を乾燥から守る方法をご紹介します。

バリア機能とは

バリア機能とは、あらゆるウイルスや細菌などが、外部から体内に侵入するのを防ぐ機能です。皮膚の表面は、角質細胞が幾重にも重なった角質層でおおわれることで、バリア機能の役割をはたしています。
角質細胞同士をつなぎとめる役割をしているのが、角質細胞間脂質という組織です。この角質細胞間脂質には、水分を保つ機能もあります。乾燥することで角質細胞間脂質が不足することも一因となり、皮膚のバリア機能の低下を招いてしまいます。さらに、犬の皮膚の厚さは人の3分の1ほどしかないため、よりデリケートなのです。

乾燥すると出てくるさまざまな悪影響

・皮膚がカサカサしてかゆくなる、乾燥して肉球がひび割れる
皮膚が乾燥すると、アトピー性皮膚炎などの持病がある犬だけではなく、持病のない犬もかゆみを感じて体をかいてしまうことがあります。乾燥から肉球がひび割れてしまうこともあるでしょう。

・呼吸器の病気になりやすい
乾燥した空気を吸うことで、鼻腔(びこう)や喉頭(こうとう)、気管支などの、肺へ通じる気道の粘膜が刺激を受けやすくなります。そのため、カゼの症状に似た副鼻腔炎(ふくびくうえん)や喉頭気管支炎(こうとうきかんしえん)などの、呼吸器の病気を発症するリスクが高まるでしょう。肺炎に至るケースもあり、免疫力や体力が弱いシニア犬や子犬は、命にかかわる場合もあります。

・ドライアイになる
ふだんは健康な犬でも、空気が乾燥する季節は目が乾きがちに。そのため、角膜や結膜が炎症を起こすドライアイ(乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん))を発症しやすくなります。シー・ズーやフレンチ・ブルドッグなどの、目が大きく、出ている犬種は特に注意が必要です。

潤いをプラスする保湿対策

犬にとって快適な湿度は、40~50%。暖房が効いた部屋は特に乾燥しがちなので、加湿器や加湿機能のある空気清浄機などで調整しましょう。
愛犬の肌のかさつきや毛並みのぱさつきが気になる場合は、ブラッシング時などに犬用の保湿液をスプレーするとよいでしょう。肌の弱い犬の場合は、念のため使用前に獣医師に相談すると安心です。

まとめ

乾燥が犬の体に与える影響には、個体差もあります。日頃の愛犬の様子をよく観察して、必要なケアをしてあげましょう。

・画像/Getty

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