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日常ケア

犬が季節の変わり目に不調になる理由とは 主な症状や対処法なども解説

季節の変わり目は、犬も体調を崩しやすいので注意が必要です。この記事では、犬が季節の変わり目に体調を崩す原因や主な症状、特に注意したい犬の特徴を解説します。季節の変わり目を元気に過ごすための対処法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

犬が季節の変わり目に体調を崩すのはなぜ?

犬が季節の変わり目に体調を崩す主な原因は、以下のとおりです。

  • ・原因 ⑴ 寒暖差
    犬は外気温が変化しても自分の体温を一定に保つことができる、恒温(こうおん)動物です。しかし、季節の変わり目は気温の変化が激しいため、体がうまく対応できずに体調を崩してしまうことがあります。
  • ・原因 ⑵ 気圧変動
    季節の変わり目は、気圧変動も激しくなります。気圧が低くなったり高くなったりすると、自律神経のバランスが乱れるため、さまざまな不調があらわれやすくなります。

そのほか、夏から秋にかけて体調を崩す場合は、水分不足や夏の暑さによる疲労が蓄積しているケースもあるようです。犬の不調の原因はさまざまですので、気になることがあれば獣医師に相談してみましょう。

季節の変わり目に起こりやすい不調と注意したい犬の特徴

季節の変わり目にあらわれやすい犬の不調としては、食欲不振、軟便、下痢、おう吐(吐き戻し)、散歩を嫌がる(疲れやすい)などが挙げられます。老犬や子犬は免疫力が低くなっていることが多いため、特に不調を起こしやすいので注意が必要です。

また、持病がある犬も、季節の変わり目は症状が悪化しやすいといわれています。例えば、てんかんのある犬の場合は、季節の変わり目に発作を起こしやすいとされているので、十分注意しましょう。

犬が季節の変わり目を元気に過ごすための対処法

季節の変わり目の犬の不調に対処する方法は、症状や時期などによって異なります。

例えば、下痢の症状がみられる場合、犬は1日の気温差が7度以上になると下痢をしやすくなるといわれているので、室温管理に気を配るとよいでしょう。秋から冬にかけて下痢をしやすい犬の場合は、散歩時に冷えないよう洋服を着せるなどの工夫もおすすめです。場合によっては、おなかの調子を整える乳酸菌サプリメントなどを取り入れてみるのも有効かもしれません。

ただし、自己判断で犬の不調に対処するのは大変危険です。愛犬に気になる症状がみられたら、必ず獣医師の診察を受けるようにしてください。特に老犬や子犬は症状が悪化しやすいので、早めの受診を心がけましょう。

まとめ

犬は人のように体の不調を言葉で伝えることができません。日頃から愛犬の健康観察を行い、なるべく早く不調に気づいてあげることが大切です。

・画像/Getty

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