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犬の夏バテ対策になる食事とは?夏の食事の注意点も解説
暑い夏に犬の食欲が少なく元気がない場合は、夏バテの可能性があります。食欲が低下すると体力も落ちやすくなるので、食事からも夏バテの対策をしましょう。この記事では、犬の夏バテにおすすめの食材や、夏の食事の注意点を解説します。
犬の夏バテ対策には夏野菜がおすすめ
犬の夏バテ対策には、水分やビタミンをたくさん含んだ夏野菜や果物を取り入れてみてもよいでしょう。夏野菜には体を冷やす作用があるものが多く、夏バテを防ぐのに効果的です。
犬におすすめの夏野菜は、トマトやきゅうり。トマトは水分をたっぷり含み、抗酸化作用のあるリコピンも豊富に含まれています。きゅうりはカリウム・ビタミンK・ビタミンCなどの栄養を含むうえ、カロリーが低いのもポイントです
また、スイカ・桃などの果物も夏バテ対策に向いています。スイカは水分量が多く、利尿作用のあるカリウムも豊富。桃も水分補給に役立ちます。体を冷やすおやつとして活用してみてもよいでしょう。
注意が必要な夏の野菜・果物とは?
夏の野菜・果物のなかでも、桃・さくらんぼ・とうもろこし・枝豆・ピーマンは、与え方に気をつけましょう。
桃とさくらんぼの果実は与えて問題ありませんが、犬が種・葉・茎を食べると中毒を起こす場合があります。とうもろこし・枝豆は、芯・さや・薄皮を取り除き、消化をよくするため加熱してからペースト状にして与えるのがおすすめです。ピーマンは硬く、食べすぎると下痢を起こしやすいので、加熱したものを少量だけ与えましょう。
またイチジク・ブドウは、犬には絶対に与えないようにしてください。食べると中毒を起こしやすく、重篤な症状につながる場合もあります。
夏の食事は摂取カロリーにも要注意
夏場の食事は摂取カロリーの見直しも行うとよいでしょう。夏場は冷房の効いた部屋で過ごすことが多くなり、代謝が落ちて消費カロリーが少なくなりがちです。さらに、暑さの影響で散歩を控えることから消費カロリーが減る犬もいます。
そのため夏は太りやすくなってしまう犬もいます。肥満はさまざまな病気の原因やとなるので、定期的に体重をチェックしてカロリーコントロールに気をつけましょう。また、体温が放出しにくく熱中症にもなりやすくなります。
まとめ
夏は暑さによって、犬も夏バテしやすくなります。夏バテを防ぐには、犬に与えてもいい夏の野菜・果物を活用してみてもよいかもしれません。しかし、なかには夏場に太りやすくなる犬もいるため、定期的に体重をチェックしながら食事管理をしていってあげましょう。
・画像/Getty