第2期の第47話で、楼蘭(ロウラン)が曇った星空の下で踊り、撃たれて落ちるシーンの制作です。非常に見せ場が多い重要なシーンで、画面全体の統一感を出すため、2〜3人のスタッフが描いた背景モデルの全てに、私が2〜3日かけて手を入れて仕上げました。 また、「徐々に夜が明けていくようにしたい」という監督の要望をもとに、光の移り変わりをカットごとに細かくコントロールするのもなかなか大変でした。
最終的に第2期までに作成した背景モデルは、200シーンを超えました。一般的なアニメ作品なら40〜50シーンでも多いくらいなので、桁違いです。苦労もありましたが『薬屋のひとりごと』の緻密で華やかな世界観を、妥協せずに表現するには必要な数だったと思っています。