足の指が使えると…
- ❶踏ん張れるようになるため、土台が安定しバランスを保ちやすくなると考えられます。
- ❷ストレッチ効果などもあり、スムーズな流れ(めぐり)になり、足のむくみ対策におすすめです
- ❸足の指が正しく地面と接すると、体を支える点が増え、姿勢の安定につながります。
*これからご紹介するトライ・チェック・ケアは、無理のない範囲で行いましょう。痛みなどの症状を感じている方、治療中の方は医師にご相談のうえ、実践してくださいね。
足の指が使えると…
*これからご紹介するトライ・チェック・ケアは、無理のない範囲で行いましょう。痛みなどの症状を感じている方、治療中の方は医師にご相談のうえ、実践してくださいね。
Try|まずは足の指の力を体感!
実は、「足の指」に力を入れたり、自由に動かせることはとても大切なのです!
たとえば、片足立ちはバランス力が大切ですが、バランス力の他にも、体を支える足の指も関係しています。
片足立ち
片足立ちで、「足の指を使うこと」を体感してみましょう。
❶まずは足の指を意識せずに、片足立ちをしてみましょう。
❷次は、「足の指に力を入れて(足の指を使って)」、もう1度片足立ちをやってみましょう!
・どちらの足を軸足にするか決めます。
・両手は腰のあたりに添えます。
・軸足と逆の足を地面から離します。
・(最大60秒間とし)何秒間できたのか確認してみましょう
・体のバランスはどうだったか確認してみましょう。
*危ないと思ったら、壁や椅子などにつかまれるようにしておきましょう!
*❷は足の指で地面をつかむイメージで。地面に足が吸い付くような感覚を感じてみてください。
1回目と比べて足の指に力を入れた2回目はどうでしょうか。
「バランスを保ちやすい」「1回目よりも長くできた」など違いを感じられましたか。
足指の力を使えると、姿勢の安定につながるといわれています!
Check|続いて足指のセルフチェック
足指グーチョキパー
自由に足の指を動かすことができるかチェックしてみましょう!
足の指でグーチョキパーをつくってみましょう。
*苦手な動きや左右の違いなど確認しましょう!
これができると足指が動かせています!
しっかり動かせるように次のセルフケアを続けましょう。
Care|毎日簡単、足のセルフケア
足指ほぐし
足指の力を抜いて、片手で足指を1本つまみ、親指から順に1本ずつ、優しく前後に動かします。前後に5往復が目安です。
再び親指から足指を順番に、左右に広げます。各指、3秒くらいが目安です。
*ゆっくり優しく行いましょう。
足指開き
足の指と手の指を絡めます。
・少し力を入れて握ったり開放したりを繰り返しましょう。目安は5秒ずつ、2回程度です。
・指の間を広げます!
*手の指は入るところまででOKです。
*長くやりすぎないように注意してください。
日ごろから、先のとがった靴・足の幅にあっていない靴、極端に締め付けが強いストッキング等で足指を締め付けているようでしたら、ご自身の足に合うものを選びましょう。また、時々靴を脱いで、解放したり、ほぐしのストレッチを行うのもおすすめです。
足指を意識した、健康づくりのセルフケアはとっても手軽にできます。日常生活にぜひ取り入れて試してみてくださいね。
監修/ファンケル 健康運動指導士
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