肌トラブルが激減!? 敏感肌のためのクレンジング選びとは?

ちょっとした刺激にも過敏に反応してしまう、敏感肌。そんな敏感肌の人が最も気をつけなければいけないのが、クレンジングです。そこで、安心して使えるクレンジングの選び方や使い方のコツなどを紹介します。

敏感肌の人が選ぶべきクレンジング料とは?

私たちの肌は「天然のクリーム」と呼ばれる皮脂膜で覆われ、保湿・保護されています。しかし、刺激の強いクレンジング料を使用したり、洗顔をしすぎると、必要以上に皮脂が落ちてしまい、肌が乾燥する原因になります。この乾燥によって、少しの刺激でも過敏に反応する“敏感肌”になってしまうのです。

では、どんなクレンジング料を使えばいいのでしょうか? まずは、肌の上にとどまる時間が短くて済むものがおすすめです。肌への摩擦も乾燥につながるため、なるべく短時間でメイクが落とせるものを選ぶと良いでしょう。そして、肌の皮脂を余分に取り去ってしまう悪者と考えられている、界面活性料が少ないものが良いとされています。一般的に、クレンジング料に含まれる界面活性料の量は、洗い流すタイプのものの方が少ないと言われています。そのため拭き取りタイプのものより、洗い流すタイプのものを選ぶと良いでしょう。

敏感肌の人は使うべきではないNGなクレンジングとは?

では、使うべきではないNGなクレンジング料とはどんなものでしょうか? 肌に大きな負担をかける界面活性料がたくさん含まれているものは避けたほうが良いでしょう。特に、その強い残留性によって長い間、肌に残ってしまうような石油系の合成界面活性料を使ったものはNGです。

また、乾燥は敏感肌の大敵です。肌への摩擦が乾燥を引き起こし、敏感肌を悪化させる危険性があります。最近は手軽に使えるシートタイプのクレンジングが人気ですが、汚れを拭き取るときの摩擦が乾燥につながるので、敏感肌にはNGの商品です。一見、肌に優しそうな水性のクレンジング料も人気ですが、コットンで拭き取るときに摩擦が生じるので、やはり敏感肌には向かないと言えるでしょう。

敏感肌の人必見。肌に優しいクレンジングのコツとは?

クレンジング料の選び方を知ったところで、肌に負担をかけないクレンジングのコツをマスターしましょう。

1つ目は、肌にやさしいクレンジング料を使っても、界面活性料を含むものは肌への刺激になるので、できるだけ短時間で終わらせることです。目安は30秒〜1分だと言われています。

2つ目は、クレンジング料をなじませる順番です。乾燥しやすい両頬から皮脂の多いおでこや鼻筋といったTゾーンへ、最後に皮膚の薄い小鼻・口元・目元になじませると、肌への負担が少なくて済みます。

3つ目は、クレンジング料のなじませ方です。手のひらをピンとまっすぐ伸ばすのではなく、ボールをキャッチするときのように少し丸みを持たせます。そして、肌を包み込むようにクレンジング料を肌にそっと置くようにイメージして指2〜3本を使って指の腹でなじませます。

4つ目は、すぐにぬるま湯で洗い落とすこと。濡れた手で使えるタイプのものであれば、お風呂でメイクオフするのがおすすめです。蒸気でメイクが浮いてくるので、よりすっきりと洗い流すことができます。

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