4月 季節のからだノート 古くて新しいスーパーフード ローヤルゼリーの真実 4月 季節のからだノート 古くて新しいスーパーフード ローヤルゼリーの真実

春のウキウキ気分とは裏腹に、心も体もゆらぎやすい季節。
そんなときには、みつばちからの贈りものが頼りになります。
古くから人々の美と健康を支えてきたローヤルゼリー。
あなたはその真のチカラを知っていますか?

ローヤルゼリーってどんな食べ物? ローヤルゼリーってどんな食べ物?

ローヤルゼリーは、若い働きバチが花粉や花の蜜を食べて分泌する乳白色のクリーム状の物質で、女王バチの一生を支える唯一無二の食べものです。

4~6月頃、ハチの巣の下部に「王台」と呼ばれる部屋が設けられ、たくさんの卵の中からたった1つだけ、王台に産み付けられた卵が女王バチになります。
女王バチは生涯ローヤルゼリーだけを食べ続け、働きバチの2倍以上の大きさに成長します。そして自分の体重と同じくらいの卵を毎日約1500個、最盛期には2000個以上産み続けます。
次の春、自分が生んだ卵から新しい女王バチが誕生する時期を迎えると、働きバチの半数を従えて移住し、そこに新しいコロニーを作ってまた産卵するのです。
そんな生命の営みを繰り返しながら、働きバチの実に40倍も長生きをする女王バチ。その生命力を支えているのがローヤルゼリーです。

40種類以上の栄養素を持つローヤルゼリーはこんなにスーパー 40種類以上の栄養素を持つローヤルゼリーはこんなにスーパー

女王バチの驚異の生命力を支えるローヤルゼリーには、どのような秘密があるのでしょうか?

その最大の特徴は、実に40種類以上という含有成分の多様さにあります。
三大栄養素であるたんぱく質・糖質・脂質をはじめ、各種ビタミン・ミネラル類をバランス良く含んでおり、たんぱく質を構成するアミノ酸は、人が体の中で作り出せない必須アミノ酸9種類を全て含有。「美容のビタミン」と称されるパントテン酸や、代表的な神経伝達物質であるアセチルコリンなど、現代人が必要とする成分もたくさんあります。

また、デセン酸は女王バチのフェロモンに似たローヤルゼリー特有の物質。現在多くの研究者が人への健康効果の解明に向けて取り組んでいる注目の物質です。

ローヤルゼリーの栄養素は40種類以上 ローヤルゼリーの栄養素は40種類以上

  • 必須アミノ酸 必須アミノ酸

    リジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン、メチオニン、バリン、スレオニン、トリプトファン

  • 非必須アミノ酸 非必須アミノ酸

    アルギニン、グルタミン酸、チロシン、システイン、グリシン、アスパラギン、プロリン、セリン、グルタミン、アラニン、アスパラギン酸

  • 糖質 糖質

    グルコース、フルクトース、スクロース、オリゴ糖

  • ビタミン類 ビタミン類

    ビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸、ビタミンB12、ナイアシン、ビオチン、葉酸、ビタミンB6

  • ミネラル ミネラル

    リン、鉄、カルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛、マンガン、カリウム

  • その他の特有成分 その他の特有成分

    デセン酸、ビオプテリン、γ-アミノ酪酸、β-アラニン、タウリン、ヒドロキシプロリン、アセチルコリン、イノシトール など

うつろい期をやさしく支える女王蜂の長寿食 うつろい期をやさしく支える女王蜂の長寿食

働きバチがローヤルゼリーの原料を求めて花の周りを活発に飛び回る頃、人も暖かさに誘われて外出の機会が増えてきます。
その一方で気圧の変動や寒暖差が大きいため、バランスが乱れがちです。

特に40代後半から50代前半の女性の身体と心は、ゆっくりと次のステージへ移行します。春のうつろいと、心身のうつろい。大きなうつろい期を乗り切るために、人は何千年もの間、ローヤルゼリーの力を借りてきました。ローヤルゼリーの愛用者だったクレオパトラも、その一人だったのかもしれません。

また1954年には、高齢のローマ法王ピオ12世が死の淵から生還した後、出席した国際養蜂会議でみつばちのことを「神の小さな創造物」と称賛し、ローヤルゼリーに感謝の意を示しました。このニュースは世界を駆け巡り、ローヤルゼリーの存在を一気に広めました。
ローヤルゼリーは、長い食経験の歴史の中で伝承的に健康と美容に寄与するスーパーフードとして不動の地位を築いてきたのです。

はちみつやプロポリスとは違うの? はちみつやプロポリスとは違うの?

はちみつは主に花芯から吸い上げる蜜、ローヤルゼリーは花粉、プロポリスは樹液や水が原料です。いずれも働きバチが集めて作り出し、それぞれ異なる目的で使用しています。同様に人に対しても異なる健康・美容食品として利用されています。

はちみつ
ローヤルゼリー
プロポリス
原料と
作られ方

働きバチが花の蜜を採集し、体内の消化酵素でショ糖をブドウ糖・果糖に分解。巣の中で羽を羽ばたかせて水分を飛ばし、糖度80%まで濃縮したもの。

若い働きバチが花粉や花の蜜を食べ、それを体内で分解・合成したのち、下咽頭腺や大アゴ腺から分泌される物質。

働きバチが新芽や蕾、樹皮から採取した物質に蜂ロウや唾液などの分泌物を混ぜて生成する物質。多数のフラボノイドを含む。

特徴

トロリとした甘い液体。花の種類によって色や味、香りが変わる。

乳白色のクリーム状で、舌を刺すような酸味がある。

暗緑色から暗褐色のヤニのような匂いで、強い抗菌効果がある。

用途

働きバチや幼虫が食べる。

働きバチが口移しで女王バチに与える。

巣の壁の隙間に塗り、腐敗や微生物の害から巣を守る。

はちみつ
原料と
作られ方

働きバチが花の蜜を採集し、体内の消化酵素でショ糖をブドウ糖・果糖に分解。巣の中で羽を羽ばたかせて水分を飛ばし、糖度80%まで濃縮したもの。

特徴

トロリとした甘い液体。花の種類によって色や味、香りが変わる。

用途

働きバチや幼虫が食べる。

ローヤルゼリー
原料と
作られ方

若い働きバチが花粉や花の蜜を食べ、それを体内で分解・合成したのち、下咽頭腺や大アゴ腺から分泌される物質。

特徴

乳白色のクリーム状で、舌を刺すような酸味がある。

用途

働きバチが口移しで女王バチに与える。

プロポリス
原料と
作られ方

働きバチが新芽や蕾、樹皮から採取した物質に蜂ロウや唾液などの分泌物を混ぜて生成する物質。多数のフラボノイドを含む。

特徴

暗緑色から暗褐色のヤニのような匂いで、強い抗菌効果がある。

用途

巣の壁の隙間に塗り、腐敗や微生物の害から巣を守る。

まとめ まとめ

ローヤルゼリーは、長い食経験の歴史において伝承的に多くの健康・美容によいことが知られてきました。近年、多くの研究成果により科学的に証明されつつありますが、未解明のものも数多くあり、今後の科学的裏づけや新しい発見が期待されています。
ローヤルゼリーは、古くて新しいスーパーフードなのです。

(注)はちみつやローヤルゼリーにアレルギー反応を起こす人もいます。気になる方は医師などに相談しましょう。

参考 参考

お守りがわりにサプリをひとつ お守りがわりにサプリをひとつ

4月のレコメンド 春のゆらめきには何千年も伝承され人々を癒し続けてきた「ローヤルゼリー」もおすすめです。
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