私たちのカラダは新陳代謝とエネルギー代謝を日々繰り返し、 生命活動を維持しています。 代謝には3大栄養素(たんぱく質・脂質・糖質)が使われます。 そしてミネラルとビタミンは、代謝をサポート する潤滑油のような働きを担っています。
ミネラルは生命活動の維持に欠かせない体の機能作りや、 エネルギー作りをサポートするので、不足するとさまざまな 影響が起こります。 ですが3大栄養素やビタミンとは異なり、ミネラルは 体内で合成することができないのです!
私たちのカラダは新陳代謝とエネルギー代謝 を日々繰り返し、生命活動を維持していま す。代謝には3大栄養素(たんぱく質・脂 質・糖質)が使われます。そしてミネラル とビタミンは、代謝をサポートする潤滑油 のような働きを担っています。 ミネラルは生命活動の維持に欠かせない体の 機能作りや、エネルギー作りをサポートする ので、不足するとさまざまな影響が起こりま す。ですが3大栄養素やビタミンとは異な り、ミネラルは体内で合成することができ ないのです!
カラダの調子を整えるためにも、 ミネラルやビタミンを意識して摂ることを おすすめします!
カラダの調子を整えるためにも、 ミネラルやビタミンを 意識して摂ることを おすすめします!
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2020年版)・
厚生労働省 「国民健康・栄養調査」(令和元年)より算出
ミネラル不足になると「味を正しく感じない」など カラダにさまざまな影響が起こりやすい… なのに、どの世代もこんなにミネラル不足! だから、毎日の食事やサプリメントでしっかり摂る必要 があります。
ミネラル不足になると「味を正しく 感じない」などカラダにさまざまな影響が 起こりやすい…なのに、どの世代もこんな にミネラル不足!だから、毎日の食事や サプリメントでしっかり摂る必要 があります。
ミネラルはカラダを作る働きをはじめ、それぞれ担当や個性を持っています。
自分に必要な推しミネラルを見つけて、「ミネ活」デビューしましょう!
体内に比較的多く存在するミネラル。
細胞や骨、歯の構成成分です。バランスを意識して摂りましょう。
体内にごくわずかしか存在しないミネラル。
代謝に関わる成分として微量ですが体調維持に大きく貢献します!
-
牛乳や乳製品をあまり摂らないあなたに
カルシウム
多量
骨や歯の主成分であり、体内に最も多く存在するミネラルです。牛乳や乳製品をあまり摂らない方は不足しがちなので、意識的に摂取を。吸収を促進するビタミンD、働きを助けるビタミンKも一緒に摂るのがおすすめ!
- [多く含む食品]
- 牛乳、ヨーグルト、チーズ、厚揚げ、ちりめんじゃこ、さば水煮缶、ケール、小松菜など
-
玄米・全粒粉が苦手なあなたに
マグネシウム
多量
カルシウムとともに骨や歯の形成に役立ちます。また300以上もの酵素を活性化し、筋肉の動きや神経伝達を正常にします。 摂取量が少ないと吸収率が上がるため、通常の食生活では不足によるリスクは低め。
- [多く含む食品]
- 玄米、全粒粉パン、木綿豆腐、納豆、アーモンド、あおさ(素干し)、干しひじき、あさりなど
-
健康な骨を維持したいあなたに
リン
多量
骨や歯の構成成分で、マグネシウムと同様に、骨や歯の形成に役立ちます!ただし摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げることに。理想のバランスはカルシウム:マグネシウムは2:1、カルシウム:リンは1:1と考えられています。加工食品に多く含まれているので、摂りすぎにご注意を!
- [多く含む食品]
- 玄米、煮干し、桜えび(素干し)、しらす干し、するめ、きな粉、チーズ、アーモンド、カシューナッツなど
-
汗かきなあなたに
ナトリウム
多量
体液の浸透圧を調節しています。汗をたっぷりかくと多くのナトリウムが失われますが、日本の食生活で不足する可能性は低め。摂りすぎると血圧上昇を招くことも!
- [多く含む食品]
- 食塩、食塩を含む調味料など
-
血圧が気になるあなたに
カリウム
多量
ナトリウムとともに体液の浸透圧を調節するほか、神経や筋肉の興奮伝導にも関わっています。 体内の余分なナトリウムの排出を促すなど、ミネラルは互いに吸収や働きに影響を与え合っています。血圧を正常に保つ働きも!
- [多く含む食品]
- 昆布、わかめ、ひじき、納豆、ほうれん草、枝豆、干しぶどう、バナナなど
-
元気に活動したいあなたに
鉄
微量
赤血球中に存在し、ヘモグロビンの主成分として全身へ酸素を運搬。全身のエネルギーを活発にしています。動物性食品に多く含まれるヘム鉄と、植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄があり、非ヘム鉄はビタミンCと一緒に推すと吸収率がアップ!
- [多く含む食品]
- レバー(豚・牛・鶏)、あさり、小松菜、がんもどきなど
-
食生活が偏りがちなあなたに
亜鉛
微量
皮膚、爪、髪、粘膜の健康をサポートする他、体の成長と健康維持に役立っています。加工食品の増加や忙しい現代社会において、不足しやすい栄養素のひとつ。亜鉛不足になると、味がきちんと感じられなくなることも!
- [多く含む食品]
- 牡蠣、しじみ、ほたて、あさり水煮缶、牛肩ロース(赤身肉)、豚レバー、油揚げ、きな粉など
-
骨の健康が気になるあなたに
銅
微量
鉄とともに血液にかかわる栄養素で、赤血球の形成を助けます。骨や骨格筋などにも存在し、骨の形成などにも役立っています。 亜鉛を摂りすぎると銅の吸収を妨げるおそれがあるので気を付けて!
- [多く含む食品]
- レバー(牛)、桜えび(素干し)、ほたるいか、くるみ(煎り)など
-
加工食品が好きなあなたに
マンガン
微量
骨や関節を丈夫にする組織を合成し、代謝に関わる多くの酵素を活性化します。 穀物や豆類に多く含まれるので、通常の食生活で不足する可能性は低め。加工食品をよく食べる方は意識して摂取するのがおすすめです。
- [多く含む食品]
- 穀類、豆類、シナモン、しょうが、あおさ、しじみなど
-
海産物をあまり摂らないあなたに
ヨウ素
微量
甲状腺ホルモンの原料で、成長期の発育に不可欠な栄養素。甲状腺ホルモンは糖質、脂質、たんぱく質の代謝をサポートします。昆布などの海産物に多く含まれるので、日本の食生活では不足しにくいといわれていますが、下記のような食材をあまりとらない方は意識して摂取しましょう。
- [多く含む食品]
- タラ、昆布、干しひじき、焼き海苔など
-
若々しくありたいあなたに
セレン
微量
ヨウ素とともに甲状腺ホルモンの代謝に関わる栄養素。活性酸素から細胞の健康維持を守る働きがあります。細胞の酸化を防ぐビタミンEと一緒に推すと、抗酸化作用がさらにアップ!
- [多く含む食品]
- まぐろ、たらこ、卵黄、パスタなど
-
甘いものや炭水化物が好きなあなたに
クロム
微量
糖質や脂質をエネルギーに変える働きをサポートし、私たちの健康を支えている栄養素です。必要量は少ないため、偏った食生活を送らない限りは不足しないでしょう。
- [多く含む食品]
- 刻み昆布、がんもどき、豚ロース肉など
-
尿酸値が気になるあなたに
モリブデン
微量
肝臓や腎臓に多く存在し、尿酸の代謝をサポートする酵素の働きを支えています。豆類や穀物に多く含まれているため、普段の食生活で不足することはまれ。多く摂りすぎても尿で排出されます!
- [多く含む食品]
- 枝豆、納豆、白米、豚レバーなど